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外食チェーンに連れてってくれるiPhoneアプリに惚れた!

2009年10月02日 00時00分更新

東京の地下鉄

『東京の地下鉄』
バージョン:3.0
App Store価格:115円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 いつの間にか、コンビニやファミレスなしでは生きていけない暮らしになってしまったと感じているのは、筆者だけではないはず。それに、早く安く空腹を満たしたいときはファストフードも必須だよね。

 エリアは東京に限定されちゃうけど、コンビニや各種外食チェーンをよく利用する人にオススメなのが『東京の地下鉄』というアプリ。

 これ、本来は東京の地下鉄路線図の閲覧や乗り換え検索を行なうアプリなんだけど、バージョン3.0で追加された“拡張現実”という機能を使うと、iPhoneの画面に浮かぶ看板を頼りに道を進むだけで、行きたいお店にたどり着けるという新感覚のナビアプリなンス!

 ほんで、いったいどんな外食チェーンをサポートしているのか? については以下の一覧をご覧ください(並びはアプリ内の掲載順)。

●ファストフード(洋風)
マクドナルド
サブウェイ
ロッテリア
バーガーキング
ケンタッキーフライドチキン
ウェンディーズ
モスバーガー
ジョナサン
デニーズ
ハードロックカフェ

●ファストフード(和風)
吉野家
松屋
テラケン(居酒屋チェーン『さくら水産』)
ほっともっと(持ち帰り弁当)
かっぱ寿司
すき家
やよい軒(定食、丼物)

●カフェなど
スターバックス
ドトールコーヒー
ミスタードーナツ
サーティワン アイスクリーム

●コンビニエンスストア
セブン-イレブン
am/pm
サークルKサンクス
ファミリーマート
ローソン

●レジャー
観光スポット
テーマパーク
動物園

 わりとたくさんあるでしょ? 主な外食チェーンはほぼ網羅してるといった印象。ただし個人的には、安くておいしいサイゼリアやオリジン弁当のほか、ガストやココス、ダイソーなどの各種100円ショップもほしいけど、とりあえずこれだけあれば餓死することはないな。

 てことで、まずは準備。コンビニやファストフードのデータはカテゴリーごとに別売りとなっているので必要と思うものを購入してね。

基本的にデータはあとから購入します
AR使って、エアタグを表示させたい人ね

 データの購入は“測位”(または“経路”)タブ→“環境設定”で、アプリの中から行なえる。買いたいチェーンを“オン”にする。

コンビニなど、カテゴリーセットで販売している
”東京”のデータってとこに注意

 データは(チェーンごとではなく)カテゴリーごとの販売。コンビニデータを1度購入すれば、すべてのコンビニチェーンを表示できる。

必要なデータだけ購入しよう
コンビニには行かない、という人は路線図だけで

 ちなみにデータの価格はひとつ115円。カテゴリーは現時点で全5種類なので、計575円の追加出費ですべてのチェーンを表示できるようになるよ。

 とりあえずコンビニデータを買ったところで準備完了。なんだかノドが乾いてきたので、お茶でも買いにセブン-イレブンへ行ってみよう!

ではセブン-イレブンに出発!
知っている場所より知らない場所で使うとよかったり

 iPhoneのGPSがオンになっていることを確認し、“測位”タブ→“POI”を開くと、付近のセブン-イレブンが一覧表示された! ちなみにアプリ名には”地下鉄”とあるけど、地上というか街中でも使えるよ!

その前にどの程度の距離までか設定
3キロ先まで歩けないよ! という人は歩ける距離に

 お店を検索する範囲(200m~3km)は“環境設定”で指定可能ッス。

カメラ画像に店舗が表示された!
サウンドノベルみたいだけど、動いてると「おぉ」って感じです

 店舗の一覧画面で、右下の“拡張現実”をタップすると画面がカメラからの映像に切り替わり、付近のお店の一覧が重ねて表示される。

こ、これが仮想現実ってやつか!?
目が盗まれた感ってやつですね

 店舗の一覧画面で、行きたいお店をタップすると画面に赤い矢印が現われ、お店の名前と方向、お店までの距離を表示。矢印に従って移動。

店舗がある方向に画像が浮かぶ!
エアタグってやつですね

 このアプリは加速度センサーに対応していて、画面に店舗一覧がオーバーレイされている画面(iPhoneが下向き)からiPhoneを上の方に向けると、お店の看板が画面上にフワフワ浮かぶ表示に自動的に切り替わる。

 iPhoneを目の前にかざすだけで、どのお店がどのぐらいの距離にあるのかが分かるのは、なんだか不思議な感覚ッス。これがARなのか。

 なお、看板が一度にたくさん表示されて目障りなときは、“環境設定”で不要なチェーンを“オフ”にしてフィルタリングすればいい。

iPhoneの状態によってはこうなります
本体をゆっくり、通常範囲内で動かすのがコツ

 お店までの距離がリアルタイムで更新されるので、あとどのぐらいで到着するのか、見当がつくのがうれしい。

 ただ、お店の方向に合わせて案内の矢印が回転するのは助かるんだけど、文字が上下さかさまに表示されてしまうのは、今後のアップデートに期待したい要改善点。

到着するとサークルで分かる!
画面だけ見ても到着するけれど、危ないので使用環境にはご注意を

 指定したお店に到着すると、こんな感じに看板が強調される。標準の“マップ”だと「ホントにここで合ってるか?」までは分からないので、こういう視覚的な演出は分かりやすく安心感がありますな。

普通にマップ表示も可能
駅周辺状況は強いかもですね

 最初の店舗一覧の画面で“グーグルマップ”をタップすると、地図上で位置関係を確認することも可能。道に迷いそうになったら、この画面で全体を見渡すといい。購入済みのデータも重ねて表示されますよ。

こちらは標準のGoogleマップ
左端に1件、店舗マークがあるのがソレです

 「ていうか、標準の“マップ”で十分じゃん」と言い張る方のために、コンビニに到着した画面と同じ場所の地図で比較してみた。よく見ると、セブン-イレブンのアイコンは左下にひとつしか表示されてないけど、実際は3店舗ある。最新情報を反映できてる本アプリの勝ち!

当然、駅情報は路線を含めてしっかりしてます
もともとは”東京”の”地下鉄”情報アプリだしね

 最寄り駅までの距離や方向のデータは標準搭載されているので、外食チェーンのデータを買わなくても表示される。駅の方向のみ分かればいいという場合は、“素”のままでもちゃんと使えますよ。

 肝心の地下鉄路線図はズーム可能で見やすい。また、お店の看板が風景に重ねて表示されるのも新鮮。なにより、iPhoneを前方にかざし、視線を落とすことなくナビできて歩きやすいぞ!


『東京の地下鉄』
App Store価格:115円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) Presselite
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