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秋葉原の福袋、2006~2019年までの過去14年間を振り返る

2019年12月31日 20時00分更新

新年早々ハズレを引いた!
あまりにも残念すぎた福袋(鬱袋)

 当たりもあればハズレもあるのが福袋。今度は買って失敗したものを紹介していこう。

 直近では、2018年に購入したラムタラ秋葉原店の残念袋(800円)が記憶に新しい。中身は「カードファイト!! ヴァンガード」の大量のカード。全部で191枚も入っていたのに、ダブりばかりで絵柄はわずか26種類のみ。もう1種類は、アニメ「キングダム」のクリアファイル。どうりで重いと思ったらこれが52枚も入っていた。柄が全部で20種類あるのが救いだが、非常に残念な気分になったことには変わりがない。

A4サイズの小さな袋でありながら、底が抜けそうなほどずっしりと重く、編集部で計測したところ約3.6kgもあったラムタラ秋葉原店の2018年残念袋。重さに耐えながら持って帰った苦労を返してほしい

 2016年にtokkaバザールで購入した福袋にも、大きく期待を裏切られた。PCから周辺機器、デジタル家電まで、アウトレット品を特価で販売する店舗だけに、福袋も何が入っているのか未知数。思わぬ掘り出し物に巡り合えるんじゃ? と想像し、ドキドキしながら袋を開けてみた。驚いたことに電気を通すものがひとつもない、調理グッズたち。開けた瞬間全員が「うぉー! そっち!」と叫んでしまった。

まさかのデジタルグッズなし! 意表を突かれたtokkaバザールの2016年福袋

 2016年にゲットしたアソビットシティ「ラブライブ袋 E」も微妙だった。福袋の価格は1万円(税別)。アイテム内容物の総額は1万1162円(税別)。う~ん、赤字ではないけど、定価ベースで考えてコレとは。お買い得感がまるでなかったのが残念。

福袋は定価ベースで計算して「総額○○○円も入っていてお得!」みたいな演出をするものだが、定価ベースでオトク度が低めというのはさすがにね……。比較的新製品が多いことが唯一の救いだった

 2015年のラムタラ福(?)袋はヤバかった。中身は、袋とじやポスターなど、ほぼ雑誌の付録。これで2000円は微妙すぎる。唯一お宝に見えたのは、進撃の巨人に出てくる武器「硬質ブレード」を模した剣。しかしこれも、駆動するギミックは一ヵ所もなく、ペーパーナイフにすらならないアイテムだった。

世間を騒がせたとある人物のそっくりさんがデザインされている謎の袋。「この袋を替えたい」「それでもいい方限定!!」など、見るからに危険なニオイがする

中を覗いた途端、ライター千駄木氏も思わず号泣。「ンァッ! ハッハッハッハー! この福袋ンフンフンッハアアアアアアアアアアァン! (以下略)」

CDやキーホルダーなどのAKB関連グッズにまぎれて、雑誌付録のポスターやクリアファイルが大量に混ざっていた。だるまやパズルゲームなどもあり、統一感のまるでないゴミのような中身に編集部員は号泣した

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