撮り逃し防止の便利機能が充実、番組表の表示も快速だ
電源を入れて初期設定を一通りすませて、機能や設定を一通り確認してみた。録画のための便利機能である「新作ドラマ・アニメガイド」「ランキング」「おまかせ・まる録」などもすべて4K放送に対応する。
ソニーのレコーダーは、番組表に表示される前の番組を1か月前から予約できる“先録”など、撮り逃しを防ぐ機能が充実しているのが大きな特徴だが、このあたりがきちんと4K放送でも活用できるのは便利だ。
なお、民放系の4K放送は2KのBS放送とのサイマルキャストなので、ピュア4Kの番組は少ないが、4K制作のドラマもわずかながらあるし、4Kで放送される映画もある。油断しているとうっかり撮り逃してしまうので、こうした便利機能があると重宝する。
NHKは名作映画や古い海外ドラマなどを4Kで放送している。『ウルトラQ』の4K版は強烈に鮮度の高い映像で永久保存の対象。ビデオソフト化されそうにない貴重なタイトルも多いので、録画は必須。長期保存のためにBD化して保存することも欠かせない。4K放送を見始めると、録画やダビングなどでBDレコは大活躍する。
非常にうれしいのが、番組表の表示速度が速いことだ。番組表ボタンを押してからの表示が速いだけでなく、スクロール速度も速い。その日の放送番組を見るのも快適だし、番組探しがかなりスムーズになる。他社と比べても圧倒的に速いので、番組表を眺めて録りたい番組を探すことが多い人は、断然ソニーがおすすめだ。
そして、案外便利なのがランキング機能だ。番組表の写真で、番組名のところに王冠マークが表示されているのがわかるが、ユーザーのデータを集計した録画ランキングをチェックすることが可能。放送ごとに全番組やジャンル別でランキングを確認できるし、そこから番組を予約することもできるので便利だ。新作ドラマ・アニメガイドも、放送開始のおよそ1ヵ月前から番組情報が掲載され、しかも先行して予約しておけるので、次クールの話題の番組を録り逃さずに済む。このあたりの便利機能はなかなか使い勝手もよく、ドラマやアニメをとりあえず全て録画しておくような、ヘビーなファンにはうれしい機能だ。
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