長文入力も問題ないキレイなキーボード
バックライト内蔵タイプのキーボードを備えるPrestige 14。刻印部と周辺がホワイトに薄ら光るのはなかなか見た目が良い。
肝心なキーボードの仕様はキーサイズ約16.7mm、キーピッチ約18mm、キーストローク約1.5mmで、普通に長文を入力できる打ち心地になっている。なお、一部のキーは小さくなっているが、使用頻度の低めのキーなので問題ないが、バックスペースや右シフトキー、エンターが隣のキーと、ほぼすき間なく並んでいるので、ここは慣れるまで誤打しやすかった。
横に広いタッチパッドの操作性は良好で、ファイルの複数選択や写真のトリミングなどといった範囲指定や、細かな操作もスムーズに行なえた。好みは分かれるがパッド周辺のクリック感は重めで、しっかり押し込まないと反応しないようになっている。カーソル操作中に誤ってクリックしてしまう心配はないので、Prestige 14が1台目のノートパソコンの人もすらすらと円滑に操作できるだろう。
好みや作業に合わせてパソコンをカスタマイズ
Prestige 14は、MSIノートパソコンではおなじみの統合システム管理ソフトウェア「Creator Center」を搭載しており、簡単にファン回転数やCPU負荷、温度などの監視や設定変更が可能になっている。
特筆すべきは、インストールしたクリエイティブ系ソフトウェアごとに、CPUスレッド数の割り当てやアプリケーションの優先度などを変更できるクリエイター向けに特化した機能が搭載されていることだ。
また、液晶パネルの輝度や色温度の変更ができる「TRUE COLOR」が導入されているのもポイント。別途SpectraCal C3などのハードウェアを用意すれば、TRUE COLORでカラーキャリブレーションも可能だ。
「Creator Center」と「TRUE COLOR」は常駐しており、パソコン初心者かつ、これから映像加工などをはじめる人でも簡単に設定できる。
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