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この超大画面をどう使う? 24万円の折りたたみスマホ「Galaxy Fold」

2019年12月22日 11時00分更新

大画面はやっぱりメリットがある

 約1週間Galaxy Foldを使って感じた、超大画面であることのメリットを紹介します。

マルチタスクが便利に使える

 複数のアプリを並べて表示する「マルチタスク」機能。従来のAndroidでは上下に画面が分割され、アプリ画面が見づらいですが、Galaxy Foldの大画面なら問題なしです。左右にアプリを開けるので画面が見やすく、操作性も良し。別のアプリを重ねてフローティング表示できる点も良かったです。

アプリによっては横向きにするとさらに使いやすくなる

 個人的には、開いているアプリに別の画面を重ねるフローティング表示が好みでした。フローティング表示のウィンドウは自由に動かせるので使いやすいです。

フローティング表示が便利

さすがに3つ並べると窮屈な印象

文字も写真も見やすい

 開いたときの画面サイズは約7.3型。ふだん見ているウェブサイトや、撮った写真が大きく表示できるので、とても見やすい。ウェブの閲覧時でいうと、視線移動の頻度がぐっと減りました。ページ幅が広がると行数が減るので、視線の往復が少なくなり、以前よりもスムーズに読み進められます。

iPhone 11(右)と比較。文字列が長くなり、読みやすいように感じた

 写真もこのサイズで見ると迫力が増します。筆者はよくiPadでサッカーの試合を観戦するので、タブレットの画面サイズに慣れていたのですが、Galaxy Foldは動画も十分楽しめるサイズです。持ち運べる手軽さと大画面を両立しているのは、フォルダブルの大きな魅力といえるでしょう。

細部まで確認できると、写真の印象も変わってきそう

LINEもこの大きさでメッセージや写真が見られる

 ちなみに折り目部分は、光の当たり具合や表示画面の明るさによって、ときどき凹みが見えることはありますが、気になるほどではありませんでした。

画面や照明によっては、中央の凹みが見えることも

写真が撮りやすい

 開いた状態でカメラを起動すると、画面全体が大きなファインダーになるので、構図の良し悪しや、細部にピントが合っているかどうかなどの確認がしやすいです。

カメラUIはこんな感じ。全体と細部、どちらの確認も簡単

 以下に作例をいくつか紹介します。

標準(広角)で撮影

超広角

望遠

ナイトモード

食事も美味しそうに撮れる

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