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認証時間は1秒以内、マスクを着けていてもしっかり読み取る

Google Nest Hub Maxの顔認証は驚きの精度だった

2019年11月22日 17時00分更新

 本日22日、グーグルが発売した「Google Nest Hub Max」は、6.5メガピクセルのカメラを内蔵する10型のスマートディスプレー。価格は2万8050円。

 最大の特長は、その内蔵カメラを使用した顔認証「Face Match」だ。

顔を読み取ると、ディスプレー右上にアイコンが表示される

 Face Matchは、ユーザーの顔をGoogle Nest Hub Maxが読み取って、連携するGoogleアカウントから1日の予定や動画メッセージなどの情報を表示してくれる機能。顔はスマホ向けの無料アプリ「Google Home」から登録可能で、正面からの顔と、左右からの横顔を読み取り、Nest Hub Max内で顔モデルを作成する。それをもとにユーザーを個別認識するというわけだ。

本体前に座ると、すぐにアイコンが表示された

Googleカレンダーの予定が表示

 これは試さずにはいられない。というわけで、さっそく編集部に届いたGoogle Nest Hub Maxに私のGoogleアカウントを連携させ、顔を登録。

 はたしてどの程度の精度なのか。期待と不安が入り混じるなか本体前に座ったところ、なんと1秒も経たずに私の顔を認識して、Googleカレンダーの情報を表示してくれた。

マスクをしていても、しっかり顔を認識してくれる

 カメラの視野角は127度と広く、正面以外にも、斜め前や横から少しでもディスプレーをのぞき込むと顔を認識する。登録時に作成した横顔の顔モデルをもとに、正確に読み取っているのだろう。また、マスクを着けていてもしっかりと顔を認識してくれるのには驚いた。

 念のため、本当に私の顔以外ではアイコンが表示されないかを確認すべく、編集部の西牧さんに本体前に座ってもらった。結果、30秒ほど経過してもアイコンは表示されず、顔を認識する様子はなかった。

 Face Match機能を使えば、Google Nest Hub Max本体に顔を向けるだけでユーザー情報を表示してくれるので、画面をスワイプしたり、話しかけたりする必要がないのは非常に便利だ。職場や交通機関を設定すれば、交通状況や所要時間も教えてくれる、まさに秘書のような存在といえるだろう。スマートディスプレーの導入や、スマートスピーカーからの置き換えを考えている人には、ぜひオススメしたい製品だ。


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