「神姫プロジェクト R」といえば、2016年からサービスを継続している、DMM GAMESの中でも息の長いゲームの1つである。2017年からはiOS版、Android版の提供も開始しており、場所を選ばず手軽に楽しめるようにもなった。
神話の神々や、歴史上・伝説上の英雄をキャラクター化して登場させるゲームというのは少なくないが、神姫プロジェクト Rもそうした例に習い、古今東西の神や英雄の名を冠する少女たちとともに冒険、果てはいろいろとムフフなイベントを楽しめる作品となっている。
今回の記事では、そんな本作を気になっている人向けに、どういったゲームであるのかを紹介していきたい。ちなみに筆者は最初勘違いしていたが、タイトルの読み方は“かみひめ”プロジェクトであって“しんき”プロジェクトではない。新規の人は勘違いしないようにしてほしい。しんきだけに。
伝説の神々や英雄の名を冠す神姫たちと
世界を救う旅へ
神姫プロジェクト Rの物語は、大まかに説明すると大きな力を持つ不思議な機械「デバイス」というものの“継承者”に選ばれた主人公が、異なる次元に存在する異世界を旅し、各地でであう神々の力をもった存在「神姫」を仲間にして、世界に終焉をもたらす災厄「ラグナロク」を阻止する……といった話だ。
主人公と共にデバイスの継承者となったツンデレ幼馴染の「アリサ」、最初に出会う巨乳おっとり系神姫の「ニケ」、強大な力を持つのじゃロリッ娘の“幻獣”「ディアボロス」などの仲間と共に、異世界をめぐる物語を体験できる。
ソーシャルゲームにおいて、ストーリーや世界観があまり語られず、イマイチよくわからないといったパターンは少なくない。キャラを集めるのが好きなコレクター気質の人や、高難度のステージを攻略すること自体が楽しいといった人であれば、それでもある程度楽しめるかもしれないが、筆者はきちんとしたストーリーがないとゲームを続けられないので、あまりそういったゲームは性に合わない。
その点、神姫プロジェクト Rは、ラグナロクを引き起こそうと暗躍する組織「テスタメント」たちとの戦いや、異世界で出会う様々な神姫たちとのストーリーなど、しっかり物語らしい物語が楽しめるので、普通にRPGとしてプレイできる。
またメインストーリー中にもそれなりの頻度でアダルトシーンがあるので、そっちの目的で始めた人もあまり退屈はしないだろう。ストーリーを進める中で1つの章に大体2回こういったイベントがある印象だ。
驚くべきことに、最初のアダルトシーンはゲームスタートから約30秒ほどで見られる。さらに5分ほどで終わるチュートリアルの後には第2のアダルトシーンがある。初めてプレイするときでも、人目のない場所を選んでプレイすることをオススメする。
戦闘システムは戦略コマンドバトル
ストーリーだけでなく、戦略的なコマンドバトルも本作の魅力。「英霊」「神姫」「幻獣」と呼ばれるキャラクターたちと、「ウェポン」「アクセ」といった装備品をパーティーとして編成し戦う。
英霊と神姫は直接戦闘に参加するキャラクターたちで、1パーティーには英霊1人、神姫6人までを編成可能。神姫は4人までがメインメンバーとして戦闘に参加し、残りの2人は誰かが戦闘不能になると交代でバトルに参加する。
幻獣はメイン幻獣1体とサブ幻獣5体、計6体まで編成に組み込める。またこれに加えて、フレンドなどほかのプレイヤーの「サポート幻獣」というものをクエスト開始時に借りられ、実質7体の幻獣をクエストに参加させられる。
直接戦闘には参加しないが、メイン幻獣と他プレイヤーのサポート幻獣は、それぞれが持つ「幻獣効果」という強化効果をパーティーに付与できる。高レア幻獣だと、同じ属性の英霊・神姫の攻撃力が40%以上あがるなどかなり強力な効果を得られるので、編成するだけでもかなりの戦力アップにつながる。
こうして組んだパーティーでクエストに挑む。クエスト中にできる行動は主に「通常攻撃」「アビリティ」「幻獣召喚」「回復アイテムの使用」「バーストの解放/温存切り替え」の5つだ。次ページでそれぞれについてみていこう。
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