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忙しい人に最適でHもアリなブラウザーRPG「ふるーつふるきゅーと!」のススメ

2019年12月31日 20時00分更新

 「ふるーつふるきゅーと!」はDMM GAMESにて8月にサービスを開始したブラウザーRPGだ。タイトル通りフルーツがテーマで、萌え擬人化されたみずみずしい美少女たちを育成してターン制コマンド・バトルを攻略していく。全年齢版とR-18版の両方がサービスされており、スマホブラウザーにも正式対応なので移動中などにも遊ぶことができる。

 全体的な造りとしてはよくある萌え擬人化RPGで、特別に目新しいところもなく、単に題材をフルーツにしただけといった風情のタイトルでしかない。なので正直、最初は期待していなかったのだが、実際にプレイしてみるとこれが案外出来が良い。隙間時間に進められる省力設計に特化した造りになっていて、特に忙しい社会人にはオススメできる。

 また、コンテンツも豊富で、やるべきことが適度に目先を変えて数多く用意されているので、毎日ログインしても苦にならない――と、蓋を開けて見たらなかなか楽しめたので、ざっと紹介してみたい。

色んな意味で食べ頃なフルーツ少女が盛りだくさんなブラウザーRPG

フルーツが擬人化されたみずみずしい美少女が多数登場!

 登場する女の子たちはフルーティアと呼ばれ、特別な力を持ったプレイヤーの知己という設定になっている。彼女たちはフルーツをモチーフにしたデザインで、名前からして「りんご」だの「みかん」だのと、文字通りの意味でお腹の減ってくる感じの娘ばかり。70種類近い作物に、さらに水着やハロウィン、クリスマスなどの衣装バリエーションを加えた、個性豊かなキャラクターが豊富に登場する。

 中にはキャロット(ニンジン)だとかバードック(ゴボウ)なんてのも混ざっていて、「それ根菜じゃないの?」とツッコミたくなるが気にしてはいけない。ニンジンはジュースにもケーキにもなるし、世界にはタンポポとゴボウのソーダ(https://en.wikipedia.org/wiki/Dandelion_and_burdock)とかいう意味不明なジュースを飲んでいる国もあるのだ。

バードック(ゴボウ)のフルーティアとか言われても困惑しかないが、まあスイカとかイチゴだって農水省は野菜だって言ってるし、多少はね

 一応フルーティアは、プレイヤーと深い絆で結ばれた女の子が、物語の舞台となるフルーツワールドの神にあたる存在である「創世の大樹」から、なんか世界を守る力を与えられた存在的な設定があるらしく、厳密には擬人化ではないようだ。

 といっても、ストーリー的にも別にその設定に深い意味はなさそうなので、かなりどうでもいい。後でまた詳しく述べるが、本作に関してはキャラクターは期待していいが、ストーリーはあまり重要ではないのだ(それも、いい意味で)。

フルーツワールドを狙う「大罪の魔女」たちも美女・美少女揃い。R-18版ではちゃんとそういうシーンもあるぞ! 性格に難アリなのは実の所フルーティアたちも大差ないので、分け隔てなく愛でてあげよう

 ゲームの舞台であるフルーツワールドは、ファンタジーというかメルヘンチックな平和な世界だが、そこにロッテンワールドという異世界から来た七つの大罪を司る魔女「大罪の魔女」が侵略していきている状況。そんな魔女たちのもたらした被害を、プレイヤーは祈りで浄化する能力を持っている。プレイヤー自身に戦闘力はないので、魔女の手勢に対抗するために、フルーティアたちの力を借りて、世界を守るべく戦いを繰り広げていくというのがメインストーリーの筋書きだ。

 余談だが、ゲームを始めて早々のうちにガチャで当てた「メロン」ちゃんのバイーンとした肉体に、果実の“たわわ”さが女の子自身の“たわわ”さと関係があるのでは!? と期待してしまい、「スイカ」なんか引いたらどうなるんだろう……とワクワクしていたが、どうやらそういうことではないらしい。残念だ。

メロンたんは名前通りたわわに実った二つのメロンを抱えているが、スイカたんはそんなことなかったぜ

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