週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

なお、免許はまだない

コスプレバイク女子・美環、未来の愛車をモーターショーで物色

2019年11月23日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 撮影●栗原祥光 モデル●美環(@puritendon

女の子は荷物が乗る車がお好き

 今度は南館に移動してマツダブースへ。ND型ロードスターを見るや「ろーどすたーだー」と喜ぶ美環さん。

 パパさんがNB型を乗っているだけあって、気になるみたい。「これ、トランクがあるっすよ。オープンカーなのに荷物が載るっすよ」と頭を突っ込んだり、「幌が後ろから出てきて簡単に閉じるっス」と、遊び始める美環さん。ちなみに「幌とボディカラーは新色です」と担当者が話かけると「イイっすね! 綺麗っす! オシャンっすー」と上機嫌に。長年にわたりロードスターを熟成させてきたパッケージングや、使い勝手の上手さが光ります。

 続いて東京モーターショー2019開幕日が発売日だったCX-30。「おぉ! 編集さんたちがよく乗っている形のクルマっすな!」「助手席に乗るなら、こういうクルマがいいっす! 荷物もいっぱい乗るっす!」と世間で言われる「女の子はSUVが好き」を図らずも実証。

 さらにフロントグリルを指差し「キラキラしているっす! なんか高そうっすよコレ。素敵っすなー」。こちらお値段、239万2500円からとなっております。

SUBARUと聞いて恵比寿と即答する美環さん

 無料シャトルバスの乗って青海会場へ。まず訪れたのはSUBARUのブース。「SUBARU知ってます! 恵比寿に会社があるんですよね」と、いきなり本社の場所を言い出す美環さん。ブース内で見つけたのが「WRX STI EJ20ファイナルエディション」。

 EJ20とかよくわからないようですが「これ、最後っすか!」とエンジンを特別に拝見。回転系パーツの重量公差・回転バランス公差を低減したバランスドエンジンは、まさにSUBARUの至宝です。

 乗車すると「マニュアルじゃねーっすか!」とテンションアップ。「SUBARUといえば、この色ですよね。マジでイイっすね!」と、スバリストの素養アリな美環さんでした。

オープンカーの、これカワイイ!

 ダイハツのブースへ移動します。華やかなブースで見かけたのはコペンGRスポーツ。軽自動車規格の2シーターオープンカーで、TOYOTA GAZOO Racingの手によるボディー補強とサスペンション、そして世界一級のパーツメーカーの手による部品が取り付けられた特別な1台です。

 「これ大きさがいいですねー。カッコいいっす。ひとりでどこかにへ行くにはちょうどいいかも」と乗り込むと「これイスがイイっス! あとマニュアル!」と大喜び。ちなみにイスはレカロの専用品が奢られています。ダイハツのほか、トヨタのGRガレージでも購入可能です。

「なんかカッコいい」と思わせるトヨタが作る愛馬

 ダイハツブースの隣にあるトヨタブース。そこで見かけたのがコンパクトなフォーミュラーカーともいえそうな「TOYOTA e-RACER」。

 豊田章男社長はプレスカンファレンスで「クルマの誕生によって、米国では1500万頭の馬がクルマに置き換わったが競走馬は残った」と切り出して、未来のクルマも「人と心を通わせる存在になり得るのでは」と紹介した1台です。当然、そんなことは知らない美環さんは、見るや「なにこれー。未来のクルマって感じが凄くして、マジかっけーっす」と笑顔。

 ちなみにこちらのクルマ、電気自動車ということ以外、スペックなどはすべて非公開。豊田章男社長は「ブースに来年発売するクルマはひとつもありません」と明言していましたが、クルマの未来を感じさせるに十分な展示で、何も知らない女の子でも乗ってみたい、と思わせるものでした。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事