カメラの性能調査を実施している「DxOMark」が、ついにiPhone 11 Pro Maxの評価記事を掲載。ファーウェイ「HUAWEI Mate 30 Pro」、シャオミ「Xiaomi Mi CC9 Pro Premium Edition」に続き(ともに121点)、Galaxy Note 10+と並ぶ、117点というスコアが付けられている。
ほとんどの条件で良好の結果もノイズがやや多め
動画撮影、特に4K解像度ではスマホで最高峰と評価
iPhone 11シリーズは、iOS 13.2へのアップデートにより、Deep Fusionの機能が有効に。これにより、カメラが本来の性能を発揮できるようになったことで、今回のレビュー掲載に至ったと思われる。
記事内でもDeep Fusionの技術を高く評価。チップセット内の機械学習に特化したエンジンにより、ピクセル単位での最適化による精細感に優れた表現、ノイズ低減、より広いダイナミックレンジを実現したとする。一方で、暗い場所での精細感については、より上位のスマホに対し、わずかに追いついていないとする。また、ノイズでもiPhone XS Maxと比べれば改善されているものの、すべての明るさの条件で見られるとしている。
iPhone 11シリーズで初搭載された超広角レンズについては、メインカメラでの画質とは差があるとはしつつも、色味やダイナミックレンジは問題なしと判断。歪みもうまく補正されているとするが、一部競合の超広角レンズと比較すると、ここでもノイズはやや多めと評価された。
一方で、極めて高い評価だったのが動画撮影。特に4K解像度の撮影では、過去のスマートフォンの中で最高の映像と言及。動画での102点というスコアは、シャオミ「Xiaomi Mi CC9 Pro Premium Edition」とともに最高点となっている。
より詳しい内容については、DxOMark内の記事をチェックいただきたい。
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