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au、「アップグレードプログラム」をドコモと同等の内容に変更

2019年10月16日 15時30分更新

 KDDIは、auユーザーのスマートフォン購入時に加入できる「アップグレードプログラム」を11月1日から変更。「アップグレードプログラムNX」として提供する(現行の「アップグレードプログラムDX」は10月末で終了)。

 現行のアップグレードプログラムDXは、端末を48回払いで購入した場合に加入でき、24ヵ月以上利用したのちに旧端末を返却すると、25ヵ月目以降の割賦代金の支払いが免除された。これをもって、auは「機種代金半額!」などとしてプロモーションしていたが、実際には別途プログラム料として1万円弱(390円×24回=9360円)が必要で、実際の負担額は半額にならない点、特典の利用には再度auからの端末購入が必要な点などが消費者庁に問題視されていた。

9月まで提供されていたau「アップグレードプログラムEX」の説明画像。48回分割のうち、24ヵ月分の割賦を支払ったうえで、同じauのスマホに機種変更すると、残りの支払いが不要になる。当時は「機種代金半額!」とアピールされていたが、実際の負担額が半額ではないことが問題視され、この部分は削除されている

 新たに開始されるアップグレードプログラムNXは、36回の分割払い時に加入でき、24ヵ月分を支払った後に旧端末の返却で、12ヵ月分が免除される。また、加入にプログラム料などが不要で、特典利用に回線契約の継続やau端末の購入なども条件になっていない。これらの内容は実質的に、ドコモの「スマホおかえしプログラム」と同等と言える。

こちらが新しい「アップグレードプログラムNX」の説明画像。ドコモ「スマホおかえしプログラム」とほぼ同内容となった

 対象端末はiPhone 11シリーズの3モデルに、「その他スマートフォン」とされており、詳細は別途案内するとのこと。


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