日本エイサーのノートPC「Swift 3」に、厚さ約15.9mm、重量約1.28kgと薄型軽量な13.3型の新モデル「SF313-51-A34Q」が登場した。CPUはノートPC向けの第8世代Coreプロセッサー(開発コードネーム:Kaby Lake)である「Core i3-8130U」を採用し、価格は税別で7万円前後、税込みで7万5600円前後とかなりコストパフォーマンスに優れた製品である。それでは、SF313-51-A34QがどのようなPCなのか詳しく紹介していこう。
CPUはCore i3-8130Uを採用、ストレージはNVMe接続のSSDを搭載
アルミニウム素材を採用したボディーの重量は約1.28kgと軽量で、高い剛性も確保。外観はシルバーでまとめられ、かなりスタイリッシュな印象だ。13.3型のフルHD液晶ディスプレーは、光沢のないノングレアタイプでIPS方式を採用している。
液晶ディスプレーは180度まで倒せるので、画面を他人に見せて説明を行なう場合などに重宝する。液晶の色合いは若干色温度が高めのようで、暖色系が強い印象を受ける。とはいえ、寒色系よりはかなり見やすく、画像や映像などはかなりキレイに映っていた。CPUは冒頭で述べた通り、2コア/4スレッドタイプのCore i3-8130Uを採用。GPUは搭載していないため、描画にはCPUに統合されたグラフィックス機能「Intel UHD Graphics 620」が使用される。
システムメモリーにはDDR4-2666のSDRAMを4GB搭載する。そして、ストレージにはM.2タイプでNVMe接続の128GB SSDを採用。容量こそさほど多くはないため、いろいろ詰め込むのは少々苦しいが、セカンドPCとして活用するのであれば問題ない。NVMeはSATAに比べて転送速度が高いため、本製品では高いストレージ性能が期待できる。
キーボードは87キーの日本語配列。キーピッチは実測で19㎜、キーストロークは1.5㎜ほど。サイズが小さいとはいえ、パームレストは広めに確保されているため、キー入力はかなり良好だ。なお、キーボードの右下にはWindows Helloに対応した指紋認証リーダーを搭載。指紋を登録すれば、いちいちパスワードを入力する手間が省け、簡単にログインできるようになる。
入力インターフェースについても触れておこう。左側面にはUSB 2.0とヘッドセット/スピーカージャック、microSDカードリーダーを搭載。フルサイズのSDカードリーダーではないが、スマートフォンのデータを移す際は便利だ。
一方の右側面はUSB 3.0、USB 3.1 Gen.1(Type-C)、HDMIという構成。USB 3.0は電源オフ時でも電力供給が可能で、例えばスマートフォンの充電を行なう際に、本機の電源を入れる必要がない点は使い勝手がいい。また、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠した無線LAN機能を備えるほか、Bluetooth 4.0にも対応しているため、ワイヤレスマウスなどが利用できる。
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