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Remedyのコミュニケーションディレクターにインタビュー

「CONTROL」は変形する銃と超能力、ストーリーの3大要素が面白さの秘訣

2019年09月20日 18時00分更新

「CONTROL」

 「CONTROL(コントロール)」は、フィンランドに拠点を置くゲームデベロッパー「Remedy Entertainment」が開発、505 Gamesが販売するアクションゲームである。謎の現象に侵食されたニューヨークのビルを舞台に、主人公のジェシー・フェイデンが変形する銃と超能力を駆使して真相を探るといった内容だ。8月27日にEpic GamesストアでPC版が配信され、12月12日からPlayStation 4向けの日本語版が発売となる(PlayStation 4版の販売元はマーベラス)。

 東京ゲームショウ2019の開催期間中、私は同社のコミュニケーション・ディレクターであるThomas Puha氏にインタビューを敢行。そこでCONTROLの魅力などを聞くことができたので、その模様を紹介しよう。

フィンランドに拠点を置くゲームデベロッパー「Remedy Entertainment」が開発したアクションゲーム「CONTROL(コントロール)」。今回、同社のコミュニケーション・ディレクターであるThomas Puha氏にインタビューしてきた

超能力アクションを使って壁などを破壊できる面白さが魅力

変形する銃と超能力を使ったアクションが本作の特徴。超能力を使って壁などを破壊できる

――銃と特殊スキルを組み合わせたアクションは、Remedy Entertainmentが手がけてきたタイトルの基盤になっていると考えています。CONTROLでは、銃と超能力を駆使したアクションが取り入れられていますが、本作ではどのような進化を遂げたのでしょうか。

Thomas Puha氏(以下、Thomas氏):「マックスペイン」のような過去作は、現実に基づいた世界観を重視した内容になっています。今回のCONTROLでは、現実の世界観にスーパーナチュラルな要素を取り入れたことで、過去作とのギャップをつけました。超能力を使ってオブジェクトや壁を壊せることが本作のテーマとなっています。

――CONTROLのプレー映像を見て、さまざまなスタイルに変形する銃に衝撃を受けました。

Thomas氏:敵が落とした武器を拾っていくというゲームが多いですが、我々は、プレーヤーが所有する銃を強化するとさまざまな形に変化するという仕様に強いこだわりを持っています。アーサー王物語に登場する「エクスカリバー」のような個性を発揮してくれるのが魅力ですね。武器の形状を変化させる要素は、プラチナゲームズが開発した「ヴァンキッシュ」をベースにしています。

変形する銃、超能力、ストーリーの魅力を語るThomas氏

――アクションもそうですが、ストーリーもRemedy作品の醍醐味だと思います。CONTROLで描かれるストーリーの魅力とはなんでしょうか?

Thomas氏:過去作はストーリーを作ってから世界観を構築し、CONTROLは世界観を作ってからストーリーを構築しているという違いがあります。前者はプレーしているうちにストーリーが進んでいく一本道でしたが、後者の場合、ステージを探索し、オーディオログやテキストなどのアイテムを拾ってストーリーを進めるスタイルを重視しています。ジェシー・フェイデンのストーリーだけでなく、サブキャラクターのストーリーを追うことも可能です。

――CONTROLのPC版は「リアルタイムレイトレーシング機能」を採用していますが、実際にプレーしてみていかがですか?

Thomas氏:我々のアートチームは、色彩豊かなライティングなどを高く評価していましたね。確かにリアルタイムレイトレーシング機能はゲームプレーにおいてプラスに働くと思いますが、オフの状態でも素晴らしい体験が可能です。高価なゲーミングパソコンを買うのは大変ですからね(笑)

Remedy作品のすべてが凝縮された期待のタイトル

来年には追加ストーリーを配信予定。CONTROLの物語はまだ終わらない

――追加コンテンツを配信する予定はありますか?

Thomas氏:10月に、ゲーム内で撮影ができる「フォトモード」を追加する予定です。12月に発売される国内版にも含まれています。現在、我々は来年に配信予定の追加ストーリーに注力しており、できるだけ早く配信スケジュールを発表したいと考えています。

――CONTROLの魅力について一言コメントをお願いします。

Thomas氏:CONTROLは、Remedy作品のよいところだけを集めて製作されたゲームなので期待してください。ちなみに、本作にはマックス・ペインの声優が登場しますので、Remedyファンの方もかなり楽しめると思いますよ(笑)。

CONTROLは、Remedy作品のよいところのみを集めて製作されたタイトル

――最後に、日本のユーザーに向けて意気込みをお聞かせください。

Thomas氏:まず、ローカライズの都合で日本語版のリリースが遅れている件について、日本のユーザーに謝罪いたします。我々の拠点はフィンランドにありますが、CONTROLをきっかけにフィンランドのゲームをよく知ってもらいたいと考えています。現在、本作のゲーム性やミステリーなストーリーを早く日本にお届けできるよう尽力していますので、いましばらくお待ちください。

――ありがとうございました。

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