第8回
「Bloodstained: Ritual of the Night」の「探索要素」、「RPG要素」を紹介
「悪魔城ドラキュラ」五十嵐氏最新作は攻略の幅が広がるRPG要素が面白い!
505 Gamesが販売する「Bloodstained: Ritual of the Night」は、「悪魔城ドラキュラ」シリーズでおなじみの五十嵐 孝司氏が開発した横スクロールアクションRPGだ。探索要素高めのマップ、やり応えのある難易度、攻略の幅が広がるRPG要素、白熱するボス戦など、「メトロイドヴァニア」系ゲームの集大成というべき逸品である。
Kickstarterで資金を調達して開発された本作は、6月18日からPlayStation 4、Xbox One、PC、ニンテンドースイッチのマルチプラットフォームで販売中(海外向け)。なお、PC版には日本語音声・字幕が収録されている。現在は海外向けに販売しているが、Kickstarterのアップデートページによると、本作の国内版は9月に発売予定としている。
では、Bloodstained: Ritual of the Nightの魅力とは何なのか。今回は本作のポイントである「探索要素」と「RPG要素」について紹介しよう。
大規模なステージを探索するという面白さを実感
先述したとおり、Bloodstained: Ritual of the Nightはメトロイドヴァニア系ゲームだ。メトロイドヴァニアとは、任天堂の「メトロイド」シリーズと、悪魔城ドラキュラの要素を融合させた探索型アクションRPGの総称である。有名タイトルでいうと、「Dead Cells」や「オリとくらやみの森」といったタイトルがあげられる。
敵を倒しながら、上下左右に広がる大規模なステージを探索するのはもちろん、探索中に強力な武器やスキル、隠し部屋などを発見する面白さもメトロイドヴァニア系ゲームの特長といえる。
本作はセーブポイント部屋はもちろん、前に開拓したエリアへファストトラベルできる部屋も用意されている。さらに、クリアすればおいしい報酬がもらえるクエストもある。ステージを行き来して指定された敵を倒すといったクエストが多数あるため、探索するメリットは高めだ。探索意欲を掻き立てる要素が随所に盛り込まれているのが面白さの秘訣だ。
本作のステージを探索していると、大規模なステージを隅々まで探索してみたいというフロンティア精神が湧き上がってくる。カギを見つけて閉ざされたエリアをアンロックする、ギミックを使って隠しエリアを発見するなど、行けなかった場所を開拓するたびに充実した達成感が味わえるのだ。本作をプレーしてみて、メトロイドヴァニア系ゲームの面白さを改めて実感することとなった。
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