アップルが10日(現地時間)に発表した5.8型の「iPhone 11 Pro」と6.5型の「iPhone 11 Pro MAX」の詳細をお伝えする。
iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro MAXは基本的に画面の大きさと解像度が違うだけで、スペックもカメラ性能も同じなので、大きさの好みで選ぶといいだろう。
ディスプレーはiPhone 11 Proが5.8型(2436×1125ドット)、iPhone 11 Pro MAXが6.5型(2688×1242ドット)で、ともに有機ELを搭載する。3D Touchはなくなり、iPhone XRに採用されていたHaptic Touchに統一された。
スペックはCPUに1秒間に1兆回の計算ができるというA13 Bionicを新搭載。内蔵メモリーは公開されていないが、内蔵ストレージは64/256/512GBの3種類が用意されている。外部ストレージには対応しない。SIMスロットはデュアルだが、nanoSIMとeSIMなので、実質シングルスロットになのもiPhone XR/XSから変わらない。
最大の変更点はカメラ。最近のハイエンドAndroidスマホで主流になっている3眼カメラがiPhoneにも搭載された。カメラのスペックはそれぞれ1200画素の標準(26mm、F1.8)、1200万画素の望遠(52mm、F2.0)、そして新たに加わった1200万画素の超広角(13mm、F2.4)だ。超広角は120度という広範囲で撮影できるため、景色のスナップや、大人数でのグループショットに便利そうだ。また、ナイトモードも搭載され夜景もキレイに撮影できるように。
インカメラはiPhone XSシリーズの700万画素から大幅スペックアップの1200万画素(F2.2)になった。さらにインカメラでスロー撮影が可能になり、新しい写真体験を可能にする。
前後の4つのカメラをひとつの画面に映し出して撮影できるモードも加わり、カメラ機能は大幅に進化した。
そのほか、防水防塵はIP68で、Bluetoothは 5.0。Wi-FiはWi-Fi 6(11.ax)に対応。OSは最初からiOS 13が搭載される。
カラバリはミッドナイトグリーン、ゴールド、シルバー、スペースグレイの4色。新しく加わったミッドナイトグリーンに注目が集まりそうだ。
iPhone 11 Pro | iPhone 11 Pro MAX | |
---|---|---|
ディスプレー | 5.8型液晶 | 6.5型液晶 |
画面解像度 | 2436×1125ドット | 2688×1242ドット |
サイズ | 約71.4×144×6.4~8.1mm | 約77.8×158×8.1mm |
重量 | 約188g | 約226g |
CPU | A13 Bionic | A13 Bionic |
内蔵ストレージ | 64/256/512GB | 64/256/512GB |
OS | iOS13 | iOS13 |
カメラ画素数 | リア:1200万画素(広角、26mm、F1.8)+1200万画素(望遠、52mm、F2.0)+1200万画素(超広角、13mm、F2.4、120度) /イン:1200万画素(F2.2) |
リア:1200万画素(広角、26mm、F1.8)+1200万画素(望遠、52mm、F2.0)+1200万画素(超広角、13mm、F2.4、120度) /イン:1200万画素(F2.2) |
無線LAN | 802.11ax | 802.11ax |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
防水/防塵 | IP68 | IP68 |
Qi対応 | ○ | ○ |
生体認証 | 顔認証 | 顔認証 |
カラバリ | ミッドナイトグリーン、スペースグレイ、シルバー、ゴールド | ミッドナイトグリーン、スペースグレイ、シルバー、ゴールド |
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