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MRで患者の病気への理解向上図る

日本MSとアステラス製薬が連携、MRを医療に活用

2019年06月11日 16時40分更新

 日本マイクロソフトとアステラス製薬は、MRを活用した医師と患者のコミュニケーションを支援するソリューション開発において連携。MRを通じて、患者が病気に対する理解を深めることを目指す。

 患者はMRデバイス「HoloLens」やその次世代版である「HoloLens 2」を装着し、デバイスを通して臓器や骨などの映像や画像を見ながら、医師から病気の説明を受ける仕組みを構築するとのこと。

 本ソリューションの両社の役割としては、アステラス製薬が患者に病気やその治療の意義などを理解してもらうためのコンテンツの企画立案および開発、医療機関へのソリューションの提供などを担当。日本マイクロソフトは、海外や他業種でのMR活用ノウハウの共有、技術支援などを行う。

 アステラス製薬では、2019年後半から一部の医療機関を対象に試験的にこのソリューションの提供を開始し、2020年以降全国展開する予定。

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