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Apex LegendsがWQHDで80fps以上!12万円台と高コスパなRyzen 5搭載ゲーミングPC

2019年06月14日 11時00分更新

重量級のFar Cry 5でもWQHDで平均60fps以上と快適!

 今までは、まだ比較的軽めでミドルクラスのビデオカードでも十分快適と言われているゲーム。そのため、シューティング系のゲームのラストは動作の重い「Far Cry 5」を使って、どこまで性能を発揮できるかを見てみた。Far Cry 5はベンチマーク機能が備わっているので、画質設定を「最高」にして、各解像度でベンチマークで計測したフレームレートで比較する。

 Far Cry 5はフルHDですら80fpsを切るくらい重く、120fps近いヌルヌル動作というわけにはいかない。しかしながら、WQHDの最小フレームレートでも52fpsと高い数値で動作するため、WQHDまでなら快適にプレイできる。

 しかし、4Kでは最小フレームレートが28fpsと30fpsを切り、動作が緩慢になるシーンもあるので、重いと感じることもある。4K高解像度の美麗映像でプレイしたいという場合は、1つ上のビデオカードを選択することをオススメしたい。

 これまでは、シューティング系のゲームばかりを取り扱ったので、最後は「THE・死にゲー」として数多くの実況動画が公開され話題となった「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」(以下、SEKIRO)を使ってフレームレートを計測。検証は廃寺の近くにいる不死の侍を相手に模擬戦(応用)でFrapsで1分間、「最高」設定で計測した。

 SEKIROは、最高フレームレートが60fpsであるため、それ以上のフレームレートではプレイできない。本機では、フルHDとWQHD共に60fpsで動作。WQHDはフルHDと違い、常時60fps張り付きではなく、最小フレームレートが55fpsと、動作によってはやや落ちる場面もあるようだが、ほぼその遅延は感じない。

 しかし、4Kでは平均36fpsとガッツリとフレームレートが落ちる。最小フレームレートは30fpsと、一応常時30fps以上をキープしているが、数値以上の重さを感じるため、4Kで遊びたいなら画質設定を変えるか、Far Cry 5と同じくひとつ上のビデオカードを選択したい。

人気FPSは快適動作!4Kはゲーム次第だが優秀

「NEXTGEAR-MICRO am550SA3」は、お買い得な価格にまで下がっているAMDの「Ryzen 5 2600」に加え、WQHDまでならほぼどんなゲームでも60fps以上で遊べる性能を有する「GeForce GTX 1660 Ti」を備え税別12万9800円、送料+税込みでも14万円台と15万円を切るコスパの高いゲーミングPCだ。

 GTX 1660 Tiは冒頭でも触れたようにリアルタイムレイトレーシングやDLSSは使えないが、レイトレーシングを有効に使い、圧倒的な没入感を演出できているゲームはまだ少ないため、その時の最高の映像体験を求めるユーザー以外には、必ず必要な機能でもないので、コスパを考えればGTX 1660 Ti搭載機はオススメ。

 今まではインテルCPU搭載機しか使ってこなかったという人でも購入しやすい価格なため、Ryzenによるマルチタスクの快適さはどの程度なのかを体感できる、Ryzen入門機としてもアリ。

 eスポーツがさらなる盛り上がりを見せそうな昨今、実況動画を視聴したり、友達がプレイしているのを見て、ゲーミングPCが欲しいと思っているなら、「NEXTGEAR-MICRO am550SA3」の購入を検討してみて欲しい。

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