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クライアントとDNSサーバー間をセキュアに結ぶ新たな技術

IIJ、「IIJ Public DNSサービス(ベータ版)」を無料で提供開始

2019年05月09日 18時00分更新

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は5月8日、DNSサーバーとの通信を暗号化するDoTとDoHを利用した「IIJ Public DNSサービス(ベータ版)」を無償公開した。

 DoT(DNS over TLS)とDoH(DNS over HTTPS)は、セキュアな通信路であるTLS(Transport Layer Security)およびHTTPSの上にDNS通信を載せることでクライアントとDNSサーバー間の通信経路を暗号化する技術。インターネット技術として標準化されており、実装に向けた開発が進められている。

 ベータ版公開は、DoTとDoHの実装に関する実用性の確認および技術検証、対応DNSサーバーの運用ノウハウを蓄積することを目的とした試験サービスとして提供。対応したブラウザーや端末にDoT ホスト名/DoH URLを設定することで誰でも利用できる。試験サービスは2022年3月31日までを予定している。

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