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Galaxy10周年をサプライズで盛り上げたサムスンの発表会

2019年02月22日 11時30分更新

文● 山根康宏 編集● ASCII編集部

5Gモデルも登場、2019年は5G元年になる

 Galaxy S10を次世代通信システム「5G」に対応させた派生モデルとして「Galaxy S10 5G」も発表されました。5Gは「高速」「低遅延」「同時多接続」を実現し、まったく新しい通信環境を提供してくれます。すでにアメリカでは2018年9月からベライゾンがサービスを提供しており、韓国では同年12月から3キャリアが電波を飛ばしています。2019年にはより多くの国・キャリアが5Gサービスを開始する予定です。

5G対応のGalaxy S10 5Gも発表された

 Galaxy S10 5Gはそれらのキャリアの5Gの普及を後押しする製品となります。採用を予定しているのはアメリカがベライゾンに加えてAT&T、T-Mobile、スプリントと4大キャリア全社。韓国もSKテレコム、KT、LG U+の3キャリア全社が取り扱います。他にはヨーロッパのドイツテレコム、EE、オレンジ、サンライズ、スイスコム、TIM、ボーダフォン、オーストラリアのTelestraとそうそうたる顔ぶれのキャリアからGalaxy S10 5Gが発売される予定です。

Galaxy S10 5Gの発売予定キャリア

 Galaxy S10 5Gのスペックの多くはまだ未公開。ディスプレーサイズは6.7型とGalaxy S10+よりさらに大型になります。その分大型のバッテリーが搭載できるため、4500mAhと大容量。そして背面カメラはGalaxy S10/S10+と同じ3カメラに加え、3D深度測定カメラを加えた4カメラ構成になります。この3DカメラはARなどに活用可能です。

Galaxy S10 5Gの詳細スペックはまだ未定

 今回の新製品発表会は一気に5つのモデルが登場しただけでも驚きでした。1機種は世界初の完全折りたたみ可能なディスプレーを搭載し、さらに5G対応モデルも2機種あるなど、10周年という一区切りを迎えたGalaxyシリーズの、「次の10年」のスタートを飾るにふさわしいラインナップが出てきました。このうち日本にはどの製品が投入されるのか、楽しみです。

Unpacked 2019でDJ Koh氏は「次の10年」の入り口を見せてくれた

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