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ディズニー実写版『シンデレラ』のケネス・ブラナー氏が監督を務める

ディズニー新作『アルテミスと妖精の身代金』2019年秋に公開決定

2019年02月20日 17時00分更新

 ウォルト・ディズニー・ジャパンは2019年秋に『アルテミスと妖精の身代金』を全国公開する。主人公はこれまでのディズニー作品では見られなかった「ダーク・ヒーロー」だという。

 原作はアイルランドの小説家オーエン・コルファー氏が著したSFファンタジー小説『アルテミス・ファウル』シリーズ。本シリーズは世界40ヵ国以上で翻訳され、発行部数2500万部を超える児童文学小説のベストセラー。「ニューヨーク・タイムズ ベスト・セリング・シリーズ」などのさまざまな賞も受賞している。

 本シリーズは、伝説的な犯罪一家に育った12歳の天才少年アルテミス・ファウル2世と、魔法とハイテクノロジーを駆使する妖精たちとの戦いを描く。2001年の刊行開始当初は3部作の予定だったが、2012年に発表された8巻目『Artemis Fowl: The Last Guardian』で完結した。

 監督は2015年にディズニー実写版『シンデレラ』を手がけたケネス・ブラナー氏が務める。監督や俳優として活躍するブラナー氏は、1989年に『ヘンリー五世』でアカデミー監督賞と主演男優賞にノミネートされ、1995年に『世にも憂鬱なハムレットたち』でヴェネチア国際映画祭の脚本賞である金オゼッラ賞を獲得した。『オセロ』や『恋の骨折り損』などのシェイクスピア作品の映画を数多く手掛けている。近年では『マイティ・ソー』や『オリエント急行殺人事件』などのヒット作でも知られる。

 あらすじ:ある日突然、アルテミスのもとにかかってきた電話。それは行方をくらませた父親を誘拐した犯人からのものだった。要求された身代金は1トンにも及ぶ「フェアリー・ゴールド」。父親を取り戻すべく、アルテミスはその天才的な頭脳で妖精たちの財産強奪を企てるのだが……。

 今作はアメリカでは8月に公開予定。

●公開情報
・『アルテミスと妖精の身代金』(原題:Artemis Fowl)
・監督:ケネス・ブラナー
・原作:オーエン・コルファー『アルテミス・ファウル 妖精の身代金』(角川文庫)
・配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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