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第9回 豊洲の港から presents グローバルオープンイノベーションコンテスト東京選考会

バックグラウンドで随時認証セキュリティーを実現

2019年03月13日 06時00分更新

残間賞 株式会社ヒナタデザイン
サイズと購買データを活用した商品リコメンドサービス

 ものの“サイズ”感がわかる「scale post viewer AR」を提供。ネットで商品を買う際に、どんなサイズか数値を見てもわかりにくい。それをARによって“見える化”することで、商品購入する際の指針となる。

 たとえば、部屋に家具を置いてみたり、服を着てみたり、メガネを掛けたりということを簡単にAR実現でき、すでにビックカメラの商品カタログに実装させている。ECショップで活用すれば、返品率を下げコスト低減にもつながる。さらに、チャットで顧客の要望を聞き、購買商法と趣味嗜好とを組み合わせてライフスタイルをリコメンドしていきたいとしている。

 残念ながら賞に選ばれなかった企業も、NTTデータとのシナジーを決める内部審査員からそれぞれ手が上がっていたので、今後の活躍に期待したい。

エーテンラボ株式会社/A10 Lab Inc.
生活習慣病治療アプリ「Habitoon」

Origin Wireless Japan 株式会社
センサーレスIoT(TRM=wirelessAI)が世界を変える

InsureVite Private Limited
保険業界を支えるRPAソリューション

株式会社ウエルストーン
バーチャルECプラットフォーム

審査委員長の名古屋大学 情報連携統括本部 情報戦略室 山本 修一郎教授

 審査を終えて、審査委員長の名古屋大学 情報連携統括本部 情報戦略室 山本 修一郎教授が今回を総括した。

 「審査員特別賞のグローバルウォーカーズは、いちばん面倒くさいところを解決しようとしているところが良かったですね。本当のイノベーションを起こすには、みんなが困っていて解決ができないところへ、ソリューションを提供すること。パズルの最後のワンピースがカチッとハマるというところにチャレンジしていて感心しました。ほかの皆さんも、エンドユーザーが困っていることを、どのように解決するか。そういうソリューションに一歩でも二歩でも近づいてほしいと思います。そうすれば、ビジネスで世界中の人達が幸せになるのではないでしょうか」と語り、さらに研鑽を積んで大きなイノベーションになることを期待していた。

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