週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

AIが値段を決める アキバの「寿司ブリトー」専門店

AIが値段を決める! 行列不要の
オートメーションレストラン

 「beeat Sushi Buritto Tokyo」の店舗内には、レジや注文を受ける店員などは存在しません。忙しい人でもすぐに食事を楽しめるよう、テクノロジーを活用して簡単かつスピーディーな注文や受け取りを可能にしています。

 注文はネットでしか受け付けておらず、まずはPCやスマホでオフィシャルサイトへとアクセスして、アカウントを作成する必要があります。ショップページにログインできたら、あとは好きなメニューを選んで注文しましょう。注文が完了すると出来上がる時間を教えてもらえるので、時間を見計らってお店へ。店内のモニターで案内を確認しつつ、指定された棚から2次元バーコードの付いたパッケージを受け取ります。注文を聞くスタッフや現金でのやり取りがないので、一般的なファストフードよりもスムーズです。

 また、寿司ブリトーの価格設定はすべて時価なのが寿司屋らしいですね! その日のメニューの素材や購入の時間帯などの条件によって、AIが価格(780円~1300円)を決めているのだとか。電気街アキバらしい、サイバーな雰囲気を感じます。

 beeatの寿司ブリトーは、マグロやサーモンといったオーソドックスな食材のみならず、フライドチキンやカレー、オマールエビなど多種多様な素材を用いた11種類もの味が楽しめます。ミシュランシェフ水口一義氏監修のもと、素材と組み合わせをこだわり抜いているそうです。

 オフィシャルサイトで確認できるメニューはどれも面白いネーミングですが、「エンターサンドマン」に「トルーパー」「ペインキラー」などと、どうやらスタッフの中にヘビメタ好きな人がいるようです。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事