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法人利用だからこその2in1の使い方

2in1「VAIO Pro PA」だからできる新しいワークスタイル

2018年12月20日 15時00分更新

さまざまな充電方法は出張時に役立つ

 「VAIO Pro PA」の注目点として、多彩な充電方法がある。バッテリー搭載のキーボードユニットの場合、最大で約14.4~15時間駆動が可能。1日充電しなくても十分利用できるだろう。しかし出張などで、数日オフィスから離れる場合は、やはり充電が必要になってくる。

 通常は付属のACアダプターを持ち運ぶことになる。急速充電にも対応し、荷物をいとわなければてっとり早い。ただ小型に作られてはいるものの、カバンの中ではそれなりにかさばるのも事実だ。そこで勧めたいのが、タブレット部にあるUSB Type-C端子(USB Power Delivery:PD)を使った充電だ。PD対応のモバイルバッテリーを用意しておけば、スマホの電池切れ対策にもなり、一石二鳥だろう。

ACアダプターもかなり小型だが、PD対応充電器にも対応しているのは便利

 さらにVAIO Pro PAでは、一般の5V充電器を接続した充電もできる点に注目。あくまでも緊急的なもので、パソコンの電源をオフにした状態での利用が前提でタブレット本体のみの充電。充電時間も通常よりはかかるものの、例えばホテルで寝てる間に充電しておけば、朝には満充電になっているという使い方ができる。

普通のスマホ用の充電器やモバイルバッテリーが使えるのはありがたい

 ACアダプターを忘れてきた場合でも、スマホ用のスマホの充電器やUSBケーブルであれば、安価に手に入る。また、最近のホテルは、スマホなどの充電用にUSB電源が用意されているケースが多い。接続用のケーブルさえあれば、充電が進められるだろう。ビジネスにおいて、電池切れでパソコンが使えないというのは最悪の事態だ。それを回避できる手段がいくつも用意されているのはとても重要なことだろう。

 このように、2in1マシンならではの利便性を追求し、モバイル特性は失わず、ノートパソコンのような快適さも兼ね備えている「VAIO Pro PA」。そういった、個人で使う上での快適さはもちろん重要だが、その利便性はワークスタイルに変革をもたらし、効率的な営業活動や企業内のコミュニケーションといった、真の働き方改革を実現してくれることになる。「VAIO Pro PA」の導入は、働き方改革を失敗しないための最適なツールといえよう。

 VAIOは、これまでもLTE搭載マシンを積極的に展開してきたが、VAIO Pro PAでは主要3キャリアの回線BANDに対応したLTEモジュールを搭載可能になった。SIMを挿すことでどこでもネットへ接続でき、クラウドワークも快適にできる。

 スマホでテザリングをしたり、モバイルWi-Fiでは接続のための作業が必要でこれは手間だ。荷物も増えてしまう。また、セキュリティ面でもWi-FiよりLTE通信のほうが安全性が高い。企業によってはWi-Fi使用を禁止にするところも出ているほどだ。そういった点を考慮すると、LTEモジュールの搭載はこれから導入するにあたり必須の機能となるはずである。

microSIMを採用し、スマホのようなスロットタイプになっている

LTE対応バンド。3キャリアに対応しているので、どのキャリアを選んでも問題ない

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