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クアルコム・Snapdragon 8cx搭載ノートPCは2019年に登場

2018年12月07日 18時30分更新

すでにデモ機が完成し
チップはすでに出荷されている

 基調講演には、レノボの幹部もゲストして招かれた。同社は9月に独ベルリンで開催されたIFAで、Snapdragon 850を採用した「Yoga C630」を発表したが、Snapdragon 8cxに対しての取り組みは、今後も続けていくという。

IFAで発表された「YOGA C630」を改めて披露したレノボ

 先に述べたように、展示会場にはSnapdragon 8cxを搭載したリファレンスモデルを使ったデモが行なわれていた。報道陣が自由に触れることはできないかったものの、ブラウザーで10以上のタブを開いたまま、ウェブサイトを読み込んだり、PCのパフォーマンスを要求されるPhotoshopやLightroom写真を処理したりといった操作はできた。また、2つの4Kディスプレーに映像を出力している様子も確認できた。

タブを大量に開いた状態でもスムーズに動作した。PhotoshopやLightroomも素早く動く

4Kディスプレー2つに、映像を同時に出力

 いずれも動作はスムーズで、パフォーマンスが不足しがちだったこれまでのWindows on Snapdragonとは、一線を画している印象を受けた。クアルコムによると、同チップは、すでに出荷を開始しており、2019年第3四半期には、これを搭載した製品が出荷される予定だ。

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