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ドコモ「ワンナンバーフォン」レビュー! 裏技でiPhoneとも連携可な2台目ケータイ

iPhoneと連携させてワンナンバーフォンを使う方法

 さて、記事冒頭で「Android 8.0以上を搭載するドコモ端末以外では基本的に利用できない」とお伝えしましたが、実はこれ、電話番号の登録やアドレス帳の転送をする「ワンナンバー設定」アプリの動作要件なんですね。ですので、Android 8.0以上を搭載するドコモ端末でいったんセットアップさえしてしまえば、親機側のSIMカードをiPhoneに入れてもワンナンバーフォンと同時待ち受けできます。

SIMカードをiPhoneに移しても、ワンナンバーフォンと同時待ち受けできました

ただし、その状態でApple Watchのモバイル通信を有効にすると(ワンナンバーサービスを申し込むと)、ワンナンバーフォンとの紐付けは解消されます。つまり、同じ番号での3台待ち受けはできないわけです

【まとめ】端末代も月額利用料も安い!

 「スマホがあるのに音声通話専用機なんて必要なの?」と考える方は多いかもしれませんが、個人的に購入した筆者は結構便利に活用しています。というのもワタシはスマホの画面を見ながら電話することが多いんですね。そんなときにスマホと分離しているワンナンバーフォンは重宝します。

 また、充電速度を優先してUSBケーブルを直結してスマホをチャージすることが多いのですが、そんなときに電話がかかってきても、ワンナンバーフォンで素早く出られます。

 地味なところでは、スマホかワンナンバーフォンのどちらかのバッテリーが残っていれば通話だけはできるので、バッテリー切れの不安感も緩和されます。たまに後者を充電するのを忘れるので、完全に解放されることはありませんが……。

 ワンナンバーフォンは一括価格1万円切りで購入可能。ランニングコストは月額500円(税抜)と比較的安価で、いつでも好きなタイミングで解約できます。機能は全然異なりますが、ワンナンバーサービス自体をセルラー版Apple Watchよりはるかに軽い気持ちで試せます。


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