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元祖「世界最軽量モバイルノート」がやっと8Gコアを積んでくれました

新LAVIE Hybrid ZERO (HZ750)実機レビュー = 世界最軽量2in1ノートPCが超速化

2018年11月09日 13時00分更新

 本体のカラーは黒と金に加えて、青が加わった. 全体のサイズは305×205×16.9ミリで、ガチライバルであるところの富士通LIFEBOOK UH90は309×212.5×15.5ミリなので、幅は4ミリ、奥行きは7.5ミリも短い.重さのほうはUH90がクラムシェル型でノンタッチで748グラムと899グラムである.

はい、ライバルといっていいのでしょうか.いまや資本関係としては異母兄弟とか? とにかく左が富士通のUH90です.ほぼ同寸ですがクラムシェルでござる.

 ZEROシリーズの始まりは2015年からですでに4年近くたつ.現在の全モデルが360度開脚の2in1になったのが2017年2月で、マシンのデザインは熟成している.キーボードは静音タイプで会議中も気にせず使えるし、タッチパッドの感度も、別体となっているボタンも操作感は非常にいい.

キーボードの打ちやすさも変わらず、タッチパッドのボタンが別体となっているマシンが私はとても好きです.

 インターフェースはタイプA×2にHDMI出力、ヘッドセットジャックにSDカードスロットもきちんと搭載している.これらはすべて向かって右側に並んでおり、左側は電源端子と排気口、電源スイッチとボリュームが並ぶ.

電源端子も変わらずで、電源ボタンとの間から温風が出てくるタイプです.次回はタイプCおねがいしますね.

前モデルの150%パワーを発揮
8G搭載モバイルとしてはちょっと遅い

 最上位モデルの750を使ってベンチマークテストをおこなった.i7-8550Uの動作クロックは標準で1.8GHzでターボブーストで4GHzまで回る仕様である.

 おなじみシネベンチのCPUだが、最高で534とやや低めの数値であった.前世代のZEROでi7-7500U搭載モデルでは353だったので、約1.5倍のパフォーマンスである.2コアから4コアとなっている恩恵だ.

 ただし、8850Uを搭載した他社モバイルノートでは640以上が出ており、約15%遅いことになる.CPUの情報を表示したまま実行してみると、最高クロックに上がるとすぐにクロックを落としており、.熱対策のための安全設計のようである.ライバル機の富士通UH90は同じCPUで548だったので、軽量数型モバイルノートは安全設計なのかもしれない.

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