元祖「世界最軽量モバイルノート」がやっと8Gコアを積んでくれました
新LAVIE Hybrid ZERO (HZ750)実機レビュー = 世界最軽量2in1ノートPCが超速化
本体のカラーは黒と金に加えて、青が加わった. 全体のサイズは305×205×16.9ミリで、ガチライバルであるところの富士通LIFEBOOK UH90は309×212.5×15.5ミリなので、幅は4ミリ、奥行きは7.5ミリも短い.重さのほうはUH90がクラムシェル型でノンタッチで748グラムと899グラムである.
ZEROシリーズの始まりは2015年からですでに4年近くたつ.現在の全モデルが360度開脚の2in1になったのが2017年2月で、マシンのデザインは熟成している.キーボードは静音タイプで会議中も気にせず使えるし、タッチパッドの感度も、別体となっているボタンも操作感は非常にいい.
インターフェースはタイプA×2にHDMI出力、ヘッドセットジャックにSDカードスロットもきちんと搭載している.これらはすべて向かって右側に並んでおり、左側は電源端子と排気口、電源スイッチとボリュームが並ぶ.
前モデルの150%パワーを発揮
8G搭載モバイルとしてはちょっと遅い
最上位モデルの750を使ってベンチマークテストをおこなった.i7-8550Uの動作クロックは標準で1.8GHzでターボブーストで4GHzまで回る仕様である.
おなじみシネベンチのCPUだが、最高で534とやや低めの数値であった.前世代のZEROでi7-7500U搭載モデルでは353だったので、約1.5倍のパフォーマンスである.2コアから4コアとなっている恩恵だ.
ただし、8850Uを搭載した他社モバイルノートでは640以上が出ており、約15%遅いことになる.CPUの情報を表示したまま実行してみると、最高クロックに上がるとすぐにクロックを落としており、.熱対策のための安全設計のようである.ライバル機の富士通UH90は同じCPUで548だったので、軽量数型モバイルノートは安全設計なのかもしれない.
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