NECパーソナルコンピュータは1月22日、ノートパソコン「LAVIE Note Mobile」の新モデルとして学生向けモデル「NM550/MA」、「NM150/MA」を発表した。
同社などの調査によると、近年の大学生はパソコン所有率は高いものの、レポート作成などを除けばあまり利用していないという。このため、新モデルでは学生が普段から使えるように様々な工夫が凝らされている。
ハードウェア的には、操作しやすいようにキー配置を見直してキートップ面積は従来比較10%アップ、キー幅の拡大などが行なわれた。また、キータイプ音の低減に加えてファンレスにより静粛性を高めて図書館などでも使いやすいようにし、従来機より軽量化するとともにバッテリー駆動時間を伸ばして使いやすさを向上。3辺狭額縁による大画面や継ぎ目のないフレームレスキーボードなどは従来と同様。本体への給電も可能なUSB Power Delivery対応USB Type-Cポートも装備する。
ソフトウェア面では、SNSで使いやすように「インスタ映えするプチクリアプリ」(Corel PhotoMirage)のほか、NECと現役大学生によって共同開発された「ペンペン」(情報取得の意識が低い人に向けた情報配信サービス)が収録されている。また月額400円の安心保証サービスまたはクラウドへ(100GB)のバックアップ付きで月額700円安心保証サービス(いずれも4年間、最初の1年間は無料)が提供される。
NM550/MAはCPUにCore i5-8200Yを採用、8GBメモリーと256GB SSDを装備。NM150/MAはCPUにCeleron 3965Yを採用、4GBメモリーと256GB SSDを搭載。いずれもカラーは「パールホワイト」、「メタリックピンク」、「パールブラック」の3種類。1月下旬に発売する。予想実売価格は、NM150/MAが11万8584円前後、NM550/MAが15万6384円前後。
直販モデルとして、「LAVIE Direct NM」も用意される。BTOによりカスタマイズでき、Core i7-8500やWindows 10 Pro、512GB SSDの選択も可能なほか、本体色にメタリックブルーも選べる。LAVIE Direct NMの実売予想価格は10万2600円前後から。
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