アメリカ大手新聞社のニューヨーク・タイムズ(以下:NYT)はアプリ「The New York Times」において、2018年7月にタイで少年ら13人が閉じ込められた洞窟を体感できるARコンテンツを配信した。
2018年7月の事件は、世界中がその救出劇を見守るほどの話題となっていた(少年らは無事救出された)。このARコンテンツでは現実の空間に実物大の通り道=穴のサイズを表示し、少年らやレスキューダイバーが、どれほど狭い空間を潜り抜けて生還したのかを実感できる。
メディアNext Realityの取材に対し、NYTは「我々は毎回新しいことに挑戦し、何が起こっているかを直感的に理解できるコンテンツを追求している」と回答。海外の大手メディアではUSAトゥデイもARアプリを配信するなど、ARを利用した報道の取り組みを進めている。
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