ごきげんよう、アスキー編集部の飲食情報担当のナベコです。お酒が大好きで毎日夜遅くまで飲んでおります。睡眠不足の朝は、道にある自動販売機(以下、自販機)でもたれかかるようにブラックコーヒーを買い眠い目をこじ開けていますよ。女31歳、酒とコーヒーが生きがいです。
自販機に「コーヒー」が入ってない、なんてあり得ない?
ところで、自販機でコーヒーを買っていてふと気が付いたのですが、街中の自販機には必ず「コーヒー」が入っていますよね。しかもだいたい、目立つ配置で。
そこでふと、思ったのですが、こんな仮説を立ててみました。
「コーヒーが入っていない自販機は存在しない」
おそらく、飲料のカテゴリーごとの売り上げだと、一番売れているのは、「水」とか「お茶」だと思うのですよね。喉をうるおす飲料は誰しも飲むじゃないですか。なので、コーヒーはその次点にあたるかなと。
ですが、自販機を見かけると必ずと言っていいほどコーヒーが入っていて、しかもけっこうバリエーション多く配置していたり、存在感がある気がしたりします。つまり、日本全国を探してもコーヒーが入っていない自販機はないのでは?
実際に、会社の近くの自販機をチェックしたところ……
12台程度の自販機を見てみたところ、必ずコーヒーが入っていました。ですので、「コーヒーが入っていない自販機は存在しない説」が濃厚になってきました。ただし、調査したのがビジネスマンの多い立地だったので、当然といえばそうかもしれませんが。
みなさんも考えてみてください。これまでに、コーヒーが入っていない自販機を見たことがあるでしょうか? もしかしたら、学校、病院など、買う人がある程度限定される施設であれば、コーヒーを入れないケースもあるかもしれません。ですが、公共の場に設置されていて、誰しもが利用できる自販機ではどうでしょう?
飲料メーカーに真相を聞いてみた!
「コーヒーが入っていない自販機は存在しない説」を確かめるためにダイドーブレンドコーヒーを展開するダイドードリンコに問い合わせてみました! ダイドードリンコは、自販機での売上が全体の約8割を占めるという、数ある飲料メーカーの中でも特に自販機を重視しているカンパニー。「世界一のバリスタ監修シリーズ」「デミタスシリーズ」など、コーヒー飲料のラインナップも豊富で、自販機でのコーヒー飲料界でいうと御大将とも言えるでしょう。
はたして「コーヒーが入っていない自販機は存在しない説」は正しいのでしょうか?
――ふと思い立ち、「コーヒーが入っていない自販機は存在しない」という仮説を立てたのですが、これは正しいのでしょうか?
ダイドードリンコ:質問にお答えしますと、当社ではコーヒーを主力製品として扱っており、基本的に自販機にはコーヒーがセットされていると考えていただいて結構です。
――ということは、「コーヒーが入っていない自販機は存在しない説」は合っていると。
ダイドードリンコ:ただし、施設内の自販機や、敷地内に複数の当社自販機が並んでいるなど特殊な条件の場合は例外もありますので、存在しないとは言い切れません。
――では、あくまで例外の可能性もあるけど、基本的には「コーヒーが入っていない自販機は存在しない」というのは正しいのですね!
ダイドードリンコ:そうなります。
――仮説が当たっていてうれしいです。ところで、なんで「コーヒー」が必ず入っているのでしょう。「水」や「お茶」のほうが必需品であるため、売上が高いと思うのですが。
ダイドードリンコ:「水」や「お茶」は確かによく買われています。ですが、飲料の購入目的は、喉を潤す止渇だけではありません。気分転換をしたり、カロリーや栄養を補給したりと用途はさまざまです。コーヒーは、仕事や勉強などの合間にリフレッシュを目的として、またドライバーの眠気覚しなどとして、手軽に買える自販機で多く飲まれていると考えています。
結論:(基本的に)コーヒーがない自販機は「ない」!
もし見つけたらかなりレア!!
……ということでした。自販機の基本的なセットにコーヒーが含まれるため、ほぼすべての自販機にはコーヒーが必ず入っているとのこと。ただし、例外も存在する可能性もなきにしもあらず、だそうです。
もし、街でコーヒーが入っていない自販機を見かけたら、それはなかなかのレアケース。もしかしたら、ちょっとした話の種になるかもしれませんよ。ちなみに私は問い合わせてからも自販機をチェックしていますが、いまだに見つけられておりません……。もし、コーヒーが入っていない自販機を見かけましたら私のTwitterアカウントまでご一報を!
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ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。Facebookやってます!
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