画質をチェック! RX100M6は明るめ、TX2はキリッ
まずTX2の24-360mmとRX100M6の24-200mmはどのくらい違うのか。どちらもオートモードで撮影してみた。
TX2の広角端。オート時はISO 200をベースとしているようだ(24mm相当 1/800秒 F5.6 ISO 200)
RX100M6の広角端(24mm相当 1/320秒 F5.6 ISO 125)
当たり前だが広角端は同じ。RX100M6の方がちょっと明るめ。TX2の方がキリっとしてる感じ。
そして望遠端。TX2の方が圧倒的にデカく撮れる。これはもうスペック通り。どちらも写りは優秀なるも、晴天下ではTX2の勝ちだ。
TX2の望遠端。360mm相当の望遠は圧倒的(360mm相当 1/250秒 F6.4 ISO 200)
RX100M6の望遠端。望遠端でもF4.5を維持している。200mm相当でもここまで寄れる(200mm相当 1/200秒 F5.6 ISO 125)
やっぱこの2機種だと望遠で動くものを撮りたくなるよなってことで、動物を撮影。
TX2で猿の毛繕い。RX100M6(下の写真)と同じ距離でもここまでアップで撮れる。オートなので1/125秒となったが、動物を撮りたいときはもうちょっとシャッタースピードを上げたいところだ(360mm相当 1/125秒 F6.4 ISO 500)
RX100M6で猿の毛繕い。昼間ではあったが少し雲が出ていたのでISO感度が640に上がった(200mm相当 1/200秒 F4.5 ISO 640)
猿の毛繕いを狙ってみたのだが、やはりこういうシーンではTX2の望遠が素晴らしい。望遠時に気になる手ブレ補正はどちらも十分優秀だ。
さらに望遠作例ってことで、野鳥を撮影。
TX2の望遠端でカイツブリ一家を撮影。親が水中から水草だか藻だかを集めて巣を作っているところ。子が3羽いる。オートでも露出補正が使えるのはTX2のいいところ(360mm相当 1/125秒 F6.4 -0.7 ISO 400)
近くの池へ行ったらカイツブリの一家がいて、ちょうど池面に巣を作っているところだったのだ。野鳥となると200mm程度ではちょっと無理。360mmならなんとかこのくらい撮れる。
そして、デジタルズームを使うとここまで寄れる。
TX2の望遠端+デジタルズームでさらに倍! 日が傾いて暗くなったのでISO感度は1000に上がってしまった(720mm相当 1/125秒 F6.4 -1 ISO 1000)
この小さなカメラでここまでしっかり寄れるのはうれしいし、1型センサーだけあって多少暗くなってもちゃんと撮れるのだ。