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若い男女ともに4割がパワハラ・セクハラで仕事を辞めている

2018年05月22日 12時00分更新

 レバレジーズは5月21日、フリーター・既卒向け就職支援サービス「ハタラクティブ」で、サービス登録者の元正社員、派遣社員、契約社員を対象にした、セクハラ、パワハラに関するアンケートの結果を発表した。

 調査期間は4月26日から5月3日で、調査方法はウェブアンケート。ハタラクティブ登録者の18歳から30歳男女、281名にアンケートをとった。

 「もしも自分がパワハラやセクハラを受け、退職をしたとき転職時に、面接官に伝えるか」というアンケートでは、男性よりも女性のほうが、わずかながらパワハラやセクハラを受けたことを隠すという結果が明らかになったという。

 「パワハラやセクハラが原因で仕事を辞めたことがある」と回答したのは、フリーターの男性が36.8%で、女性が37.2%。正社員の場合、男性は29.1%で、女性は22.2%となったとのこと。

 パワハラやセクハラを受けたときの対処法で最も多かったのは「ボイスレコーダーで録音しておく」の24.6%。正社員、フリーター問わず対処の方法は同じという結果になったという。

 パワハラ度合いが高いと感じるもののランキングでは、フリーター男女、正社員男女ともに「人格を否定されたり、傷つけられたりすること」が19.0%で1位となった。次に、「肉体的な暴力を振られる」こと、「お前なんかいつでもクビにできる」などと脅されることも、パワハラ度が高いと感じるとのこと。

 セクハラ度合いが高いと感じるもののランキングでは、フリーター女性は「軽い気持ちで髪の毛や肩、背中等に触り、必要以上に接近して身体を密着させること」が1位に、フリーター男性では「性的な内容のメールや手紙を送ったり、電話をかけたりすること」となった。また、正社員女性の第1位は、「性的なからかいや冗談を言ったり、性的な噂を流したりすること」で、正社員男性では「マッサージと称して必要もないのに身体を触る」が1位になったという。

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