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「なぜ育休を取得しようと思いましたか?」「育休取得は不安でしたか?」「育休のメリット・デメリットは?」など、男性育休取得時の疑問に合計38人の先輩たちが答えてくれました。
撮影:Jessica Merz
アスキーの盛田 諒(35)です、こんにちは。2月22日で1歳を迎えた赤ちゃんの親をやっています。昨年に赤ちゃんが生まれてすぐ2ヵ月の育児休業を取得し、育児日記「男子育休に入る」を書いてきました。読みなおすと、赤ちゃんをハイテンションにかわいがっている自分と、疲れから暗黒面に沈んでいく自分の落差が笑えます。
わたしが育休中に知りたかったのは他の男性育休取得者、他のおとうさんのこと。きらきらしたイクメンおじさん啓発本はあっても、不安や不満などマイナス面をふくめたリアルな経験やノウハウはまとまっていませんでした。そこで今回、育休を取得した、または取得しようと思っている男性に、ちょっとした実態調査へのご協力をお願いすることにしました。
結果、回答からそれぞれの生活環境が見えてくるようで、とても励まされる内容になりました。ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございます。それでは始めます。
●お知らせ:夫婦げんかアンケート実施中
現在、「産後育児をめぐる夫婦げんか」についてお父さんを対象としたアンケートを実施中です。ケンカのようになるべく隠しておきたいことはよその家がどうなっているのかわかりづらくて不安が多いもの。ぜひみなさんのお声をお聞かせください。
夫婦げんかアンケート
https://goo.gl/forms/eOHJl2K1sQN4PpdJ2
●育休を取得した理由
最初は育休を取ったワケ。「妻の負担を軽くしたい」「子どもと長く過ごしたい」が多数で、「2人目が生まれたから」という答えも多いですね。個人的には「とりたいと思ったから」という答えが好きでした。そのくらいでいいですよね。
【育休を取得した(取得しようと思った)理由を教えて下さい】
・二人目の出産時、上の子と妻の世話を自分がみるのが一番合理的だと思ったため
・我が子の成長を身近で見たかったため。
・一応会社に制度があるから
・育休に入っている妻の負担を軽くしようと思い。
・仕事が多忙すぎて家に帰れない期間が続いたため、家族の時間を思いっきり取るため
・次男誕生の際に2か月弱取得。奥様ケアと2歳差の長男の相手がメイン。人生の中で数回しか取れない貴重な休暇なので取ることに。
・2人目でしたが、上の子を見ながらの出産直後は大変すぎると感じたので、サポートの為に育休をとりました。
・子供二人を妻だけで見ていたらパンクすると思った。育休すれば夜のケアができる
・妻に育児を押しつけたくなかった。自分も育児に携わりたかった。
・妻のケアと、上の子達のケアが必要。
・きっかけは、収入(とも稼ぎ)を維持する為にとりました。
・祖母の介護で、お互いの親の支援が望めなかったため。産後クライシスを回避したかった
・嫁と子供との時間を楽しみたいため
・夫婦の両親にサポートしてもらいにくい環境だったから。給付金も貰えるのに、取らない理由がないと思った
・妻が病気を抱えつつの高齢出産(出産時43歳)、かつ双方の実家のサポートがほぼ得られない環境であったため、自分が育児と家事にフル回転せねばと考えたから。
・とりたいと思ったから
・妻が産褥期の育児・家事に不安を覚え、希望したため。
・1人目がとても手の掛かる子だった&2人目が生まれたため。
・妻とできるだけ平等でいるため
・現在、子は一人のみで(一人目のときは)育休は取らなかった。これまでの育児、家事の状況からすると子ども2人のワンオペ育児は困難と思った。出産直後は特に。
・「3人目の子供だったので妻の負担を軽減したかった」「会社に男性の育児休業取得例がなかった」「最初の子が生まれてから全力で仕事をしてきて少し休みを取りたかった(自分も育休を取ってみたかった)」の3つ
・子供が生まれてからしばらく大変な時期を一緒に乗り切りたかった
・夫婦双方の両親に頼れない状況だったから。
・子供の手間がかかる時期に妻と協力して育児をしていきたいと考えたから。
・男女はフェアであるべきと考えており、妻とも対等でありたいと思っていたため。一人目のときは妻が取得したので、二人目のときに私が取得しました。
・妻を支えるため
・子どもと接する時間は今だけなので。
・基本はなんでも夫婦で折半
・嫁が大変そうだからと今しかできないから。
・双子が生まれた
・子供が生後2か月の時に妻が怪我で入院したため急遽、育児休暇生活(介護休暇?)に入りました。
・二人目が生まれた後取得しました。元々年子を計画しており、その場合上の子も赤ちゃんで、核家族世帯としては大変なのが分かっていたため。予定どおり育休を取得しました。
・幼児期教育に専念するため、育児の負担軽減、自分の興味のあることを学習するため
・里帰り出産も妻の母親のサポートも受けられない前提だったため
・妻と一緒に新しい家族と向き合う時間をきちんと確保したかった。あと産褥期の支えは必須だと思いました。
・子どもとたくさん関わりたかったから。
・パートナーの負担軽減のため
・2人目の誕生時に「産褥期の妻のサポート」と「1人目の世話」をするために取得
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