基本性能もチェックしていきたい。まずは、3DCGレンダリング速度でCPUの性能を計測するおなじみのベンチマークソフト「CINEBENCH R15」にて性能を確認。
Celeronだとマルチコアで140~160cbくらいのところ、543cbと2倍以上のスコアーをマーク。スコアーが500以上あれば、日常用途で遅いと感じることはほぼない。OpenGLの数値はローエンドの外部GPUの2分の1くらいだが、ノートPC用CPUの内蔵GPUとしては低くもない。
次にストレージの速度を「CrystalDiskMark」で確認。SATA3接続とはいえ、SSDのためHDDと比べれば雲泥の差。5、6万円から10万円までの安価なPCだと、未だにeMMCやHDDを搭載しているPCがあるが、eMMCだとシーケンシャルリードは届いて毎秒200MB、容量は64GBまでと極端に少ない。一方、HDDは2.5インチだとシーケンシャルリードは毎秒200MBにも届かないことを考えれば立派。PCの起動時間は、平均12秒くらいとまずまずで、本体価格を考えれば十分速い部類だろう。
PCの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 10」のスコアーは以下のとおり。
スコアーは3500に届かなかったが、Core i5としては及第点。今回は比較機がないため、相互比較評価はできないが、スコアーが3000を超えていればMSオフィスの作業でもたつくなんてことはない。
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