PCを外出先に持って行った際、すぐにインターネットに接続したい、と思ったことはないだろうか。作業中に調べものをしたい、メールにファイルを添付して送りたいといったときに、PCがインターネットにつながっていれば、Wi-Fiに接続できる社内などと同じ感覚で使用できる。そんな人にオススメなのが、LTE対応のマウスコンピューターのノートPC「m-Book J350SN-S2-LTE」だ。
「m-Book J350SN-S2-LTE」の主なスペック | |
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液晶ディスプレー | 13.3インチ(1920×1080ドット、ノングレア) |
CPU | Core i5-8250U(4コア/8スレッド、1.6~3.4GHz) |
メモリー | 8GB(PC4-19200) |
ストレージ | 240GB SSD |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.2+LE、4G LTE |
公称駆動時間 | 約8.1時間 |
インターフェース | HDMI出力、D-Sub出力、USB3.0×3、マルチカードリーダー、ギガビットLANほか |
サイズ/重量 | 324(W)×234(D)×22.5(H)mm/約1.5kg |
OS | Windows 10 Home(64ビット) |
直販価格 | 11万1024円 |
本機は第8世代Core i5-8250Uを備えた、13.3インチ液晶搭載ノートPCだ。最近徐々に増えてきたとはいえ、LTE対応のノートPCはまだまだラインアップが少ない。安価なところだと、レノボの「Yoga Book with Windows」のSIMフリー対応モデルが5万円台で販売されているが、CPUはAtom x5-Z8550。タブレットやネットブック並みの性能なため、できることに限りがある。
そのほかの製品だと、13万円以上の薄型ノートPCばかりになってしまうため、実用的なスペックと必要な十分なインターフェースを備えながらLTEも搭載し、送料込みで直販価格11万1024円のJ350SN-S2-LTEのコストパフォーマンスは高い。
m-Book J350SN-S2-LTEはm-Book Jシリーズの中では、やや上のクラスのモデル。同シリーズでは、CPUがCeleron 3865Uのモデルと、Core i7-8550Uを搭載した上位モデルがあるが、CeleronだとMSオフィスソフトを使うくらいなら問題ないが、ウィンドウを複数開いたり、動画視聴や軽いゲームをプレイする際にもパワー不足を感じる。
一方、Core i7-8550U搭載モデルは、CPUパワーはややi5-8250Uよりも高いが、内蔵GPUはどちらも「Intel UHD Graphics 620」と変わらない。同時に使用した場合は、処理時間の差を感じると思うが、圧倒的というほどの差ではないので、価格差1万5000円を気にするかしないかといったところ。m-Book J350SN-S2-LTEにして、Core i7との価格分でBTOメニューでMSオフィスを追加するといった判断もありだろう。
MSオフィスは2016のPersonalで1万9800円、Home and Business Premiumで2万4800円、Professionalで4万8800円で追加できる。いずれも個別で購入するよりも1万円以上安価なので、仕事などで必要という人はBTOで選んでおくことをオススメしたい。
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