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ミドルクラスで防水・防塵、おサイフ付きのHTC製SIMフリー機「HTC U11 life」が気になる!

2018年04月01日 12時00分更新

 ハイエンド機「HTC U11」のSIMフリーモデルをオンライン販売しているHTCだが、それに続いて、ミドルクラスの「HTC U11 life」もSIMフリー機として登場した。現在入手可能なのは楽天モバイルからのみで、端末価格は税抜3万9800円(2年/3年の利用を前提とした割引もあり)。編集部に実機が届いたので、簡単にチェックした。

SIMフリーの防水・防塵、おサイフケータイ対応機「U11 life」がHTCから登場

ミドル~ミドルハイクラスの性能で
防水・防塵、おサイフ対応の貴重な1台!

 HTC U11 lifeは、Y!mobileからリリースされている「Android One X2」と基本スペックは同じ。ただし、プラットフォームにAndroid Oneを用いて、非常にシンプルな内容になっている同機に対し、HTC U11 lifeはHTC独自の「HTC Sense」を採用。とはいえ、使い勝手自体は大きくは変わらない。本体を握って操作する「エッジ・センス」と呼ばれる機能も同様に利用できる。

見る角度で光の反射が変わる、撮影が難しいリキッド・サーフェイス デザインはHTC U11から継承。ただし素材はアクリルが用いられている

 スペックを見ていくと、ミドル~ミドルハイクラスで、フルHD解像度の5.2型液晶、Snapdragon 630(2.2GHz+1.8GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、16メガカメラ(イン16メガ)、2600mAhバッテリー、指紋センサー、Android 8.0など。バッテリー容量はやや少なめだが、全体的には普段使いにまったく問題がない内容だ。

 とはいえ、一番うれしい機能と言えば、IPX7/IP6Xの防水・防塵に加え、おサイフケータイにも対応する点。これらの国内ユーザ向けの機能を搭載したSIMフリースマホは、シャープや富士通からリリースされているが(あとはiPhoneもあるが)、性能的にはやや物足りない部分もある。それよりはワンランク上のスペックを持つという意味でも注目だろう。

背面にFeliCaのマークが。HTC端末らしく、タッチ式のキーがディスプレーの外に用意されている

丸みを帯びた筐体が特徴的。USB端子はType-C

DSDSには非対応。そもそもSIMスロットはnanoSIM×1。公式サイトのスペックには明記されていないが、ドコモ系SIMでもVoLTEでの通話が可能だった

ホームUIにはHTC Senseが用いられており、エッジ・センスも利用可能。おサイフケータイ関連のアプリももちろん用意されている

 カラバリはAndroid One X2に引き続いてのサファイア ブルー、アイス ホワイトの2色に、楽天モバイル限定色としてブリリアント ブラックが用意される。外観はHTC U11のイメージを継承し、上下左右対称で丸みを帯びた背面は美しい光の反射が特徴的。ただし、ガラス素材のU11に対し、こちらはアクリル。プラスチッキーな感じは否めないが、ミドルクラスの実用的なスマホと考えれば不満はない。

 ミドルクラスの注目端末として、単体販売も期待したい1台だが、詳しいレポートなどは追って掲載予定なので、お楽しみに!

HTC「HTC U11 life」の主なスペック
ディスプレー 5.2型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約73×149×8.1mm
重量 約142g
CPU Snapdragon 630 2.2GHz+1.8GHz
(オクタコア)
メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部メモリー microSDXC(最大256GB)
OS Android 8.0
対応周波数 LTE:1/3/8/11/19/41
W-CDMA:1/6/8/19、4バンドGSM
DSDS ×
CA対応 ○(3CC)
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:約1600万画素
/イン:約1600万画素
防水/防塵 IPX7/IP6X
バッテリー容量 2600mAh
生体認証 ○(指紋)
SIM形状 nanoSIM
USB端子 Type-C
カラバリ ブリリアント ブラック、サファイア ブルー、アイス ホワイト

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