週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

クァルコム、 一体型VRヘッドセットの開発モデルを発表

2018年02月28日 17時25分更新

 クァルコムは、新しいスタンドアロン型VRヘッドセットのリファレンスモデル「845 VRDK」を発表した。前作と比べ省電力性や処理速度などが向上しており、片目2000×2000ピクセルの超高解像度を実装する可能性もあるという。

845 VRDK

 同社の発表によると、消費電力は前作と比べ3割の削減に成功し、グラフィックス処理のスピードは3割向上。視線追跡技術と「Adreno Foveation」と呼ばれる独自技術を利用し、ユーザーの視点以外の場所のエネルギーを落とすことが可能になったという。

 新モデルでも前作と同様に、位置トラッキングやハンドトラッキング用のセンサーを搭載。外部のセンサーを設置せずに、インタラクティブなVR体験をできる。またセンサーの機能も向上しており、物理世界の障害物をマッ​​ピングして検出し、オブジェクトを仮想世界に統合することが可能になったという。845 VRDKが反映された製品は各メーカーから2018年後半を目処に発表される可能性が高いと見られている。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります