セールス・オンデマンドは1月24日、東京・明治記念館にて窓掃除ロボット「ウインドウメイト RTシリーズ」の発表会を開催した。RT シリーズは窓厚ごとに4種類をラインアップ。公式ストア価格では対応窓厚5~10㎜の「WM1000-RT10PW」が6万9984円、対応窓厚11~16㎜の「WM1000-RT16PW」が6万9984円、対応窓厚17~22 ㎜の「WM1000-RT22PW」が7万5384円、対応窓厚23~28㎜の「WM1000-RT28PW」が7万5384円。2月22日から一部の家電量販店と百貨店、ウインドウメイト 公式オンラインストアで販売開始予定だ。
ウインドウメイトは、永久磁石を内蔵した2つのユニットで窓ガラスをはさみ、自動で清掃するロボットだ。運転ボタンを押すだけで掃除を開始して、清掃を終えると自動的にスタート位置に戻る。
屋内側に設置するナビゲーションユニットには窓枠にあたることで検知するバンパーセンサーや窓枠までの距離を測定する超音波センサー、加速度センサーや磁力センサーなどを備えており、正確に自己位置を測定。左右ジグザグに進みながら、同じところを重ね拭きし効率的に掃除するという。窓を拭くクロスにあたる専用パッドには毛足が長く、吹き付けた洗剤を保水しながら汚れを落とせる「クリーニングパッド」と、毛足が短いから拭き用の「ナビゲーションパッド」を用意した。
本体サイズはナビゲーションユニットが幅263×奥行き250×高さ56㎜、クリーニングユニットが幅250×奥行き250×高さ50㎜。重さはナビゲーションユニットが1.6㎏~、クリーニングユニットが0.9㎏~。電源は充電式リチウムイオンバッテリーを採用。連続使用時間は約90分間、充電時間は最大7時間。
セールス・オンデマンド代表取締役 室崎 肇社長はウインドウメイト RTシリーズの発売にあたって以下のようにコメントした。
「2015年から法人向けの窓拭きロボットWMシリーズを展開してきました。安全性やコストの面で高い評価を頂き、国内の旅館やゴルフ場などで導入していただいております。昨年5月にウインドウメイトのRF社と日本総代理店契約を結び、WMシリーズの販売を継続しつつ操作がやさしく値段も手ごろな一般家庭向け製品を開発しようとサポートをしてきました。セールス・オンデマンドは2004年創業以来、家庭用ロボット掃除機「ルンバ」の輸入販売をつづけてきて、昨年4月初旬に会社分割を通じて譲渡しました。会社の規模は縮小してしまいましたが、13年間にわたって家庭用ロボット掃除機の市場を開拓してきたことで多くの経験や知見を得ることができました。ロボット掃除機販売のノウハウを生かして窓拭きロボットという新市場を開拓して日本中の窓という窓をキレイにしていきたいと考えています」。
RF CEO李 順馥も以下のようにコメントした。
「弊社は2014年に会社を立ち上げて窓掃除機を中心に開発してきました。セールス・オンデマンドと出会ったのは2015年度後半で、当時は一般家庭用のRTシリーズは存在していませんでした。セールス・オンデマンドとの情報交換やアドバイスをもらいながら商品開発をしてきて晴れてこのたび本格的に発表できることをうれしく思います。厳しい日本の消費者の声を聞きながら製品を成長させていきたいです。ウインドメイトで掃除した窓から美しくさしこむ日ざしを体験して頂きたいです」。
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