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ストローで飲むわけではありません

安く酔える! 280円牛乳パック風ワインが予想以上に優秀

2017年12月01日 17時00分更新

■気になる味は?

 さて、紙パックだとあまり上等ではないという印象がどうしてもあります。気になる味はどうなのでしょうか? 飲んでみました!

 白(ビアンコ)をゴクゴク。

 赤(ロッソ)をゴクゴク。

 グラスを用意するのが面倒だったので、まずは、容器に直接口をつけてワインを飲んでみました。ジュース感覚で直接飲めるとは、ちょっと背徳感こそありますが便利で良いですね。

 味は、飲みやすい、これにつきます!! 紙パックだからどうなのだろうと、ちょっとネガティブな想像をしていましたが想像していたよりずっと、香りもあったし味もバランスがよくておいしかったです。

■飲みやすさは正義!

 最初に、直接口をつけて飲んでみましたが、ワインは口の広いグラスに注いで飲んだ方が香りが感じられるため、あらためてちゃんとグラスに注いで飲んでみました。

グラスに注いで飲んでみました。こちらは白(ビアンコ)。

 赤、白、ともに豊潤とは言えないながらブドウのフルーティーな香りがします。白は飲むと、ブドウの甘み、酸味がバランスよく感じられます。安いワインにありがちな酸味のギスギス尖った感じはなく、柔らかい口当たりなのが好ましかったです。

赤ワイン(ロッソ)。私は赤のほうが適度な飲みごたえがあって好みです。

 赤は、ブドウの渋みが過度でもなく過少でもなく、ふんわりと適度に広がります。飲みやすいのに軽すぎるというわけではなく、ブドウのコクも感じられます。

 赤、白いずれも後味の余韻や奥行きは物足りなく感じました。ですが、手軽に買える大衆向けワインなので、スッキリとした味わいで飲みやすさを出したのは正解だと思います。バランスが良いためワインが得意ではないという人でも抵抗が少ないかもしれません。イタリアのワインとのことで、サイゼリヤのハウスワインの味を思い出してみましたが、それより飲みやすいかもと思いました。


(「タヴェルネッロ ピッコロ」感想)
・イタリアのワイン
・飲みやすい
・スッキリしているけれどうまみもある
・後味の余韻が一切ない
・全体としては、バランスがよく価格を考えると優秀

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