ヤマップは11月28日、インソールメーカーのBMZとともに、人間の足の力を最大限に引き出す登山用インソール「YAMAPオリジナルインソール」を開発したと発表。同時にクラウドファンディングページをオープンした。
従来のインソールは、土踏まずの部分に盛り上がりを作ってアーチを保つ。しかし、接地部分のクッション性のみに頼っているため、着地の瞬間にアーチが崩れ、足本来の機能を活かせない。これにより、不自然な歩き方になり腰痛や膝痛を引き起こす可能性があるという。
BMZは、足全体の骨格が乗っている「立方骨」という骨を支えることによって土踏まずを保つ「Cuboid理論」を確立し、インソールに取り入れている。
YAMAPオリジナルインソールは、登山向けにインソールの構造をチューニング。登山道でも土踏まずを正常に保つことで人間本来の歩行能力を引き出し、「安定した歩行姿勢の維持」と「長時間歩行での疲れや痛みの緩和」を実現するとしている。
また、メーカーによって形状や硬さが異なる登山靴に広く対応できるよう極力薄い作りになっているほか、クッション性を高める素材「PORON」を全面に採用。長時間の使用を想定し、表面には蒸れにくいスウェード素材を使用しているなど、細かい部分にもこだわっているという。
なお、クラウドファンディングにて先行販売している。限定50個・30%オフの「超早割」が5580円、限定60個・20%オフの「早割」は6380円。プロジェクト期間は2018年1月30日までとなっている。
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