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編集部員が実際に使ってみた結果

iPhone Xの操作 1週間で慣れる(確信)

2017年11月10日 17時00分更新

iPhone Xの操作は実際新しい

 iPhone Xが発売されて1週間が経ちました。

 しかし、いまだに操作に慣れないという声もあるようです。8シリーズまでのiPhoneは画面下のホームボタンにタッチしてホーム画面に戻るインターフェースを採用していましたが、iPhone Xにはホームボタンがありません。そのため、操作もそれまでのiPhoneと異なるところがある。

 キャリア側も事情を理解しているのでしょうか、たとえばauでは、iPhone Xに機種変更したユーザーに主な操作方法を説明する紙を渡しているそうです(関連記事)。

 実際問題、操作には慣れるものなのでしょうか? 「iPhone Xは欲しいけど、いざ使ってみて結局慣れなかったらどうしよう」と思っている人もいるかもしれません。

 この疑問を解決するには、使っている人に聞いてみるのが一番早いでしょう。発売日にiPhone Xを購入して、仕事でもプライベートでも使っているASCII編集部の佐藤正人さんに聞いてみました。

佐藤正人さん。発売日にiPhone Xの256GB(シルバー)を購入

結論から言うと「慣れます」(断言)

――いきなり本題に入りますが、iPhone Xの操作に慣れましたか?

 佐藤「はい(断言)。すっかり慣れました」

――マジですか。言い切りましたね。

 佐藤「iPhone Xの操作には、今までと比べると、大きく分けて3つの違いがあると思っていて。1つ目はホームボタンがなくなったこと。2つ目は電源をオフにしたりするときの操作の違い。3つ目はFace IDの利用ですね。そして、3つとも、慣れの問題です(キッパリ)」

――ほほう。順にうかがっていきましょう。まず1つ目、ホームボタンがなくなったことですね。「とりあえずホームボタン」の操作体系が通用しない。

 佐藤「長らくiPhoneを使っていた人が戸惑いそうなのは、アプリの切り替え方法です。以前はホームボタンの2度押しでしたが、iPhone Xは画面下端を指で触れ、上方向にそのままスワイプするとホーム画面に戻る。ただ、その途中で止めるとアプリ選択画面になる。2段階操作のようになっているんですよね」

画面下端を指で触れて……

上方向にそのままスワイプするとホーム画面に戻りますが、スワイプを途中で止めるとアプリ選択画面になります

――これは、最初は面食らうかもしれませんね。

 佐藤「ただ、アプリの切り替えは、画面下の白、もしくは黒いバーを左右にスワイプでも可能ですよ。自分はアプリの切り替えはほとんどこの操作でやっています。CPUがA11に進化したおかげか、アプリを多数起動していても動作は軽快で、こまめにアプリを終了しなくても大丈夫ですから」

画面下のバーを左右にスワイプすることで、起動しているアプリが切り替わります

――通知センターやコントロールセンターは、画面上の左右から下にスワイプしてアクセスしますが、これについてはどうでしょう。

 佐藤「通知センターはともかく、コントロールセンターはこれまでの画面下から、いきなり画面上から呼び出すかたちになっているので、最初は戸惑うかもしれません。ただ、これも2、3日使ったら慣れました」

通知センターは、画面左上から画面中央付近に向かってスワイプ

コントロールセンターは画面右上から画面真ん中付近に向かって指をスワイプ

――ちなみにiPhone Xは、本体サイズはiPhone 8に近く、画面サイズは8 Plusに近い……みたいな感じですよね。画面のサイズに対して、操作感はどうですか?

 佐藤「ユーザーの手の大きさにもよるところですが……iPhone 7のような4.7型ぐらいのサイズの端末を使っていた人は、片手でiPhone Xの画面の隅々まで操作しようとすると、微妙に届かないかもしれませんね。慣れもあると思いますが、気になる人は店頭での操作確認をオススメしたいです」

画面上に指が届かない人は、画面下を下部にフリックすることで、画面の上部を下半分に移動させる「簡易アクセス」を使うとよいかも。設定アプリの「一般」→「アクセシビリティ」から設定可能

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