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Gmailで届いた予定をGoogleカレンダーに効率よく登録する

2017年11月06日 10時00分更新

Gmailをメインの登録先や連絡手段として使っているユーザーは多いかと思いますが、ちょっと設定を加えるだけでさらに便利になります。ライターの島徹さんが日常生活でも役立つGmailのTipsをご紹介。

メールで送られてきた予定を
Googleカレンダーにスマートに入力

 Googleカレンダーで予定管理している人にとって気になるのは、Gmail本文に書かれた予定を効率よく登録できない点でしょう。通常だと、内容をコピーして画面をGoogleカレンダーに切り替え、日時を選んで予定を作成するといった手間がかかります。

 Gmailでの予定作成の効率化では、飛行機の予約など特定のサービスを自動登録する方法や、iPhoneの標準メールアプリを使った方法は連載第1回で紹介していますが、使える範囲は限られています。そこで今回は、PC版Gmailから効率よくGoogleカレンダーを管理できるChrome拡張機能「Checker Plus for Google Calendar」をご紹介します。

Chrome拡張機能「Checker Plus for Google Calendar」

 「Checker Plus for Google Calendar」はChromeブラウザー上で、Chromeウェブストアからインストールできます。基本機能は無料で利用でき、寄付により追加機能を利用できます。

 この拡張機能の特徴は、Chromeブラウザー右上のアイコンをクリックするとGoogleカレンダーをポップアップ表示し、そのまま予定の作成や編集を利用できる点です(日付をクリックしての予定追加は寄付が必要)。画面が狭いノートPCでも、Gmail本文やウェブサイトを見ながらスムーズに予定を入力できます。

Chromeブラウザー右上のアイコンをクリックするといつでもカレンダーを確認できる

 さらに便利なのが、Gmailの本文やウェブサイトの文章を選択して右クリックし、そのままGoogleカレンダーの指定した日時に登録できる機能です。

メールやウェブサイトの文章を範囲選択して右クリックすると、Googleカレンダーの指定の日時に貼り付けられる

 この機能を使うと、指定した日時に予定が作成され、予定内容にコピーした文章が貼り付けられます。文章内容を解析する機能はありませんが、わかりきった予定なら日時とタイトルさえ登録できていれば問題ありません。

 細かい内容や場所の確認が必要な場合も、タイトルにはその情報が貼り付けられています。余裕があれば、後からPCやスマホで登録した内容を編集して場所やメモにコピペすればよいでしょう。

貼り付けた内容は指定された日時の予定のタイトルに保存される。重要な内容なら、あとから後から編集してもいい

 毎日、複数の予定をGoogleカレンダーに登録する方にはかなりオススメの拡張機能です。


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