ごきげんよう、アスキーのグルメ担当、酒好きナベコです。秋は食欲の秋。前回は「プロに教えてもらった松茸のおいしい食べ方を実践した」という記事を掲載しました。松茸もいいけど、秋と言えば欠かせない食べ物があります。それは「秋刀魚」。秋になるとどうして秋刀魚を食べたくなるか、不思議ですがあらがえません。
秋刀魚と言えば、安くておいしい。
秋刀魚を買ってきて自宅で調理すれば、ビールとあわせても500円前後でごちそう感覚を味わえます。
安くておいしい、最高ではないですか。今回は質のよい秋刀魚を調達して、簡単にできるおいしい調理法を試してみました。みなさんもぜひ参考にしてみてください。
■おいしい秋刀魚を食べたいなら魚屋さんに
2017年の秋刀魚はどうなのでしょうか? 国立研究開発法人 水産研究・教育機構の資料によると、昨年に引き続き漁獲量が少なく、小さめな個体が多いそうです。
<2017年 秋刀魚漁の状況は?>
・秋刀魚の来遊量は前年を下回る
10月上旬までの秋刀魚来遊量は前年を上回るものの、10月中旬以降は前年を下回り、低調に推移するとのこと。
・1歳魚(大型個体)の割合は全体として前年よりも低い
10月上旬までは1歳魚の割合が高いが、10月中旬以降は1歳魚の割合が低くなるとのこと。
参照:国立研究開発法人 水産研究・教育機構「平成29年度 サンマ長期漁海況予報」
漁獲量が少ないから必然的にお店に出回る秋刀魚は高価になりがち。確かに私が今年、地元のスーパーをのぞくと秋刀魚はシーズンなのに1尾150円前後でした。大漁の年だと100円前後だったと記憶しているのですけど。
そんな中でも、なるべく質が良くコスパ的にも納得できる秋刀魚が欲しいと思ったら、信頼できる魚屋さんに足を運ぶのがイチバン。スーパーでは場合によっては冷凍の秋刀魚が並んでいることもあります。
そこで、評判の良い鮮魚専門店「角上魚類」に行ってきました。新潟市場と築地でその日上がった魚を並べている魚屋さんです。仕入れから小売りまで手掛けるという経営努力で、質が良いのに安い、を実現させているそう。角上魚類はお惣菜のお寿司もおいしいのです。お寿司の記事はコチラ。
秋刀魚、ありました。
1尾120円とやはり安くはありませんが、お腹がぷっくりしていておいしそうです。10月下旬はまさに旬なのでしょう。秋刀魚の札にはオススメと書かれていて、お客さんも次から次へと秋刀魚を註文していました。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります