2013年のドコモ春モデルとして登場した「MEDIAS W N-05E」(NECカシオ製)はデュアルディスプレーを採用し、超個性派スマホとして話題になった。
あれから4年。2017年の冬モデルとしてデュアルディスプレーモデルが復活した。「M Z-01K」(ZTE製)である。5.2型(1080×1920ドット)のディスプレーを2枚搭載し、折りたたんだり広げたりして、ディスプレーの大きさを臨機応変に変えて使うことができる。ドコモの吉澤社長は「あの頃は技術的に2枚のディスプレーを活かすことができなかった。しかし、今ならOSも進化し、技術も追いついたから実現した」と、デュアルディスプレー復活の理由を語った。発売は2018年1月以降。
スペック的にはハイエンドクラスで、SoCにSnapdragon 820(2.2GHz+1.6GHz、クアッドコア)、メモリー4GB、内蔵ストレージ64GB、バッテリー容量は2930mAhとなる。カメラは2030万画素で、イン・アウトの区別がないため、自撮りもこの画素数で撮れる。
ただ、FeliCaやNFC、防水・防塵、ワンセグ・フルセグといった機能は搭載されていない。生体認証は指紋が採用されている。
また、開発がZTEとのことでグローバルでは「AXON M」としてvodafoneやAT&Tでも展開される。
それではM Z-01Kの細部を写真で紹介しよう。
ディスプレーの使い分けで可能性が広がるスマホ
折りたたむとディスプレーが外側になるので、なかなかスリリングだ。本機用のケースは可能なのだろうか。
上下部分はいたって普通のレイアウト。USBはType-Cを採用している。
片方がヒンジなので、SIMトレー、電源キー、ボリュームキー、シャッターキーなどが一ヵ所に集約されている。
ドコモのロゴはヒンジにある。カメラはこのひとつでイン・アウトを使い分ける。2000万画素オーバーなので、自撮りも結構キレイ。
広げた裏側は何もない。ZTEのロゴも控えめに入っている。
ここからは画面の使用例。2枚のディスプレーを1枚として使っているところと、複製して使っているところ。
左側に地図を表示して右側で別のアプリを動かすのは、一番使いそうだ。また、片方のみしか表示させないことも可能。
ドコモ「M Z-01K」の主なスペック | |
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メーカー | ZTE |
ディスプレー | 5.2型液晶×2 |
画面解像度 | 1080×1920ドット×2 |
サイズ | 約72×151×12.1mm |
重量 | 約230g |
CPU | Snapdragon 820 2.2GHz+1.6GHz(クアッドコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 7.1 |
最大通信速度 | 下り最大500Mbps |
VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ画素数 | リア:2030万画素 |
バッテリー容量 | 2930mAh |
FeliCa/NFC | ×/× |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
防水/防塵 | ×/× |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
連続待受時間(LTE/3G) | 未定 |
連続通話時間(LTE/3G) | 未定 |
カラバリ | Black |
発売時期 | 2018年1月以降 |
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