IBM、Microsoft、GoogleのAI機能と連携
クラウド・コンテンツ・マネジメント「Box」にインテリジェンス機能を実現する「Box Skills」
米Boxは10月12日(米国時間)、クラウド型コンテンツ共有ソリューション「Box」に保存されているコンテンツに対して機械学習ツールを適用するフレームワーク「Box Skills」を発表した。
各社とパートナーシップを結び、「IBM Watson」に加えて「Microsoft Azure」や「Google Cloud」の機械学習ツールをBox上で利用可能とする。画像認識や動画のインデックス作成、感情分析など最先端の機能を利用できる。これにより、これまでコスト面で実現できなかったようなビジネスプロセスの自動化などの業務方法を見直すことができる。
同時にカスタムメイドのBox Skillsに加えてデベロッパー向けリソース「Box Skills Kit」も発表した。Box Skills Kitを用いることで、クラウドサービスプロバイダーや独立したソフトウェアベンダー、システム・インテグレーター、企業によるエコシステムが実現可能となる。
さらに、個人のBoxユーザーと企業の両方に向けて強化された新しいエクスペリエンスとサービスを提供するネットワーク「Box Graph」も発表。各Boxユーザーに最も関連性のあるアップデート、インサイト、コンテンツをキュレーションして表示するアクティビティ・フィード「Feed」など、社内外で協力してプロジェクトにあたるチームの情報共有を図る。Box Graphでは、さらにパーソナライズした情報の提供や、異常や脅威の自動検出といったアプリケーションが予定されている。
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