みなさん「銀だこ」はお好きですか。外側がパリッとに揚がった大粒の銀だこは、他のたこ焼とはちょっと異なる特別なおいしさですよね。あの銀だこを自分で作れる店舗があることをご存知でしょうか?
赤坂見附の東急プラザ内にある「銀だこ鉄板道場」は鉄板焼きを自分で楽しめるお店。銀だこやお好み焼、もんじゃ焼をセルフで焼けちゃいます。銀だこ鉄板道場は、他に浅草橋、綱島と、計3店舗しかない珍しい業態です。編集部のグルメ担当ナベコが潜入してみました。
■「銀だこ鉄板道場」に潜入した
各席には鉄板が用意されています。一般的な鉄板焼き屋さんの雰囲気なのですが、たこ焼が焼けるよう専用の鉄板があるのが特徴です。
セルフで焼くたこ焼は、基本セットが12個で780円(税抜)。チーズやコーンといったトッピングの追加は、各100円(税抜)。
記者は今回、2980円(税抜)の「銀だこ食べ放題コース(飲み放題付き)」を頼みました。食べ放題コースの場合は追加料金無く1回ごとにトッピングを2品つけることができます。銀だこをうまく焼けたら、みんなの人気者になれそうですよね! 挑戦してみました。
■銀だこを上手に焼いて注目されたい!!
ちなみに私、たこ焼を焼けません。家にたこ焼プレートはなかったので、たこ焼作りは未経験。前に魚民のたこ焼食べ放題の取材に行ったときはつばさが全部焼いてくれたし……。
焼き方の手順が書かれているので、これを見つつ、店員さんにアドバイスをもらいながら挑戦してみることにしましょう。
通常の鉄板焼き同様、最初に油を投入します。店員さんに聞いたところ、油はしっかりめに入れたほうがいいということ。ダイエットを意識している人はつい油を少なめにしがちですが、外側を高温で焼きあげることで内部に油が染みこまないため、あまり気にしないほうがよいようです。
3分の1くらいまで生地を流し込みます。
ちょっと生地がはねます! 「あちゃあ」ってならないように気を付けましょう。
たこを入れていきます。さすが銀だこ、ひと切れごとのたこが大きいです。たこはちょうど12切れ用意されているので数がぴったり。
なおトッピングは、チーズとべビスタにしました。どちらもお好み焼、もんじゃ焼などで人気のトッピング具材ですよね。間違いないはず。
具材を入れたら、生地を全部流し入れます。
丸いくぼみから溢れてひたひたの状態になりますが、これでオーケー。ちょうど1セットぶんの分量で提供されているため、躊躇なく流し入れられました。
この後、触らずにしばらく放置。ついつい焼き加減をこまめに確認したくなる人は多いそうですが、熱が逃げてしまうため気泡がぷくぷく浮いてくるまで、放っておくのがポイントだそうですよ。
■うまく引っくり返せるか? 女っぷりの魅せどころ!
さて、ここからが一番の難関。千枚通しを使ってたこ焼をうまく返せるか?
私は、自身がなかったため、最初うまい人に任せちゃいました。ごめんなさい。
くぼみのまわりの生地に切れ目を入れて、右でたこ焼をはがし、左で押し込んでいくような感じ。くぼみのまわりに生地がどうしても溢れてしまうけど、回しているうちに丸くなっていくということ。
やっぱり、慣れていないと簡単にはいかず難しいです。ですが、ふだんしない体験をできることでアドレナリンはビンビン出まくり。エキサイトします。ここはぜひ、たこ焼を作ったことがないという人も千枚通しを奪い取ってチャレンジしてみましょう。
■ソースやおかかをかけて出来上がり
きれいに焼けた銀だこは舟に乗せて仕上げます。
卓上のソース、青のり、おかか、マヨネーズをかけて味付けします。
銀だこが出来上がりました。舟に乗せるとお店で作ったように本格的に見えますよね。この瞬間、写真を撮ったり大いに盛り上がります。
■ひゃっほーカンパイ!
コースの飲み放題にはザ・プレミアム・モルツも含まれます。リッチです。ザ・プレミアム・モルツは単品で頼むと480円(税抜)。
できたての銀だこはとてもアチアチでした。そりゃそうだ。
驚いたのは、自分で作ったものですが、「たこ焼」ではなく「銀だこ」の味に仕上がったこと。具体的にどう違うのか表現しづらいのですが、ハイボール道場などで食べる銀だこの味なのです。おそらく生地などが銀だこの仕様になっているのでしょう。また、たこ焼もひとつ、ひとつが大ぶりで銀だこらしいです。
なにより、自分でつくった銀だこはサイコーにおいしいです。
銀だこを上手につくって人気者になりたいと思っていましたが、他の人ととかもう関係なくひとり締めしちゃいたいくらいにおいしかったです。
■もんじゃもおいしい~
そこに鉄板があるならと、もんじゃも注文しました。人気の「明太もちもんじゃ」は880円(税抜)。コースには含まれないため、別に頼みましたよ。
もんじゃは、週刊アスキーアキバ版の「アキバグルメ」でもおなじみの声優のりえぞーちゃんが挑戦しました。うまく焼けるかな?
「もんじゃの土手がハートだったらかわいいよね」なんてことを話しながらハートもんじゃに挑戦。
小手ですくいながらいただきま~す。もんじゃはお酒が進みますよね。私は2杯目はハイボールにしました。粉ものとハイボールは相性バッチリ。
■コースはお腹いっぱいになった
銀だこ食べ放題コースは全7品の料理がつきます。こちらは「海鮮バター焼き」。
銀だこ食べ放題のコースはコースの料理が充実しているためお腹がいっぱいに。銀だこを食べ放題できるコースでしたが、2時間制なので結果的に銀だこを何回も焼かずとも満足できちゃいました。銀だこをメインに食べたいのであれば、単品で注文していくのも手かもしれません。豚トロキムチなど鉄板焼きを全方位で楽しみたい人はコースがぴったりでしょう。飲み放題もついて2980円(税抜)なので、手頃な価格です。
自分たちで焼いて、食べて、楽しめたので、お値段以上の価値がありました。セルフ銀だこが楽しめる「銀だこ鉄板道場」は、複数人でわいわい飲みたいという人はオススメです。
「銀だこ鉄板道場 東急プラザ赤坂店」
・住所:東京都千代田区永田町2-14-3 東急プラザ赤坂 B1F
・営業時間:月~金 11時30分~23時/土・日・祝11時30分~22時
アスキーでは楽しいグルメ情報を配信しています。新発売のグルメネタ、オトクなキャンペーン、食いしんぼ記者の食レポなどなど。コチラのページにグルメ記事がまとまっています。ぜひ見てくださいね!
ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!
人気の記事:
「酒好き必訪!超コスパの神楽坂「塩梅」の日本酒飲み放題
」「串カツ田中が100円均一なので、一番高い串を食べてきた」「アラサーが女子大生にまんまと成りすませるか試してみた」「“噂のダイソー100円ワインを飲んでみた」
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります