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音声認識ソリューション「A/UN(アウン)」を使用

ユカイ工学、家電の操作提案など“心づかい”できるロボット開発開始

2017年09月28日 12時50分更新

音声ユーザーインターフェースロボット「こだま」

 ユカイ工学は9月26日、東芝映像ソリューションの音声対話デバイス技術を活用した「A/UN(アウン)」を使用し、次世代型音声認識ロボットの受託・開発を開始すると発表した。

 A/UNは、ロボットとの対話におけるストレスを解消した音声認識ソリューションだ。人の声やセンサー上のデータを認識して、ロボットやインターフェース側から、家電やIoTデバイスの操作を提案する「心づかい機能」を搭載している。

 たとえば、室内にある温湿度を感知するセンサーが特定の温度に達すると、ロボット側から「扇風機をつけましょうか?」などを発話し、人が答えることで操作可能。

 また、ロボットが発話中でも人の新たなコマンドを認識する全二重対話(割り込み/barge-in)ができる「割り込み指示機能」も備えている。

 ユカイ工学は、CEATEC JAPAN 2017にてデモンストレーションサンプルとして、音声ユーザーインターフェースロボット「こだま」を展示発表する。

 東芝映像ソリューションの音声対話デバイス技術と、ユカイ工学のロボットノウハウとデザイン力を掛け合わせ、企業やプロジェクトのロボット開発をサポートするとしている。

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