第8世代Coreプロセッサー搭載PCも続々発表
ASUSが軽量&実用性重視のWindows Mixed Reality対応ヘッドセットを発表
2017年08月31日 10時00分更新
ASUSは、IFA 2017開幕に合わせてドイツ・ベルリン市内で記者会見を開催し、Windows Mixed Reality対応ヘッドセット「ASUS Windows Mixed Reality Headset」を発表した。
2017年秋に提供が予定されている、Windows 10の次期アップデート「Windows 10 Fall Creators Update」の目玉となる新機能が「Windows Mixed Reality」。
現在、複数のメーカーが、開発者向けとしてWindows Mixed Reality対応ヘッドセットを発表、発売しているが、今回、ASUSも満を持しての発表となった。
他社と比べてデザインや重量面で優位なASUS製のMR HMD
ASUS Windows Mixed Reality Headsetは、片目あたり1440×1440ドット、両目合わせて2880×1440ドットの内部ディスプレーを備える。
ディスプレイは100nitsの明るさで、リフレッシュレートは90Hz。外部前方にはトラッキング用のカメラを2個装着。ジャイロスコープ、加速度センサー、地磁気センサー、近接センサーなどのセンサー類も搭載しており、頭の動きをしっかり検知するという。PCとの接続はUSB 3.0およびHDMI 2.0を利用する。
このあたりの基本的なスペックは、既に発表、登場済みとなっているWindows Mixed Reality対応ヘッドセットとほぼ同等で、リファレンスデザイン相当と言っていいだろう。
その中で、ポリゴンを採用した近未来的なデザインを採用し、400g以下の軽量ボディで疲れにくさを追求したり、肌に触れる部分に抗菌・速乾素材を採用、ヘッドセット部が90度跳ね上がるといった仕様にするなどして差別化を図っている。
また、同じくリファレンスデザインのコントローラが2個付属する。発売時期は2017年冬を予定しており、欧州での販売価格は449ユーロ。
このほか、第8世代Coreプロセッサ搭載のノートPC新モデルや、ノートPCとして初となるリフレッシュレート144Hz対応ディスプレイを搭載するROGブランドのゲーミングノートなども発表されたので、それらは写真でまとめて紹介する。
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