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VR広告配信会社「Immersv」が約11億円の資金を調達 日本企業も複数参加

2017年08月29日 19時00分更新

 Immersvが1050万ドル(約11億円)の資金調達を実施した。今回の資金調達には、グリー、MCJ、East Venture、メタップスなどの日本企業も参加している。

 Immersvはスマートフォン用のVRコンテンツに向けた広告配信プラットフォーム。動画リワード広告の配信ネットワークとして活用することが可能で、360度動画を用いた広告をアプリで配信することや、VRアプリを通したマネタイズ支援ができるとする。また、同社のサービスはハワイ観光局が製作したVR体験によってハワイをプロモーションするアプリ「Let Hawaii Happen」などにも導入されている。

 最近では日産や、炭酸飲料のマウンテンデューなどにVRを用いた広告を提供している。同社によると、360度動画とVRを活用した広告の視聴率は85%にのぼるとのこと。

 なお、Immersvは今回調達した資金によって提供するサービスの拡大を図るほか、開発や展開を加速させるとしている。

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