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「ローストビーフ油そば ビースト」に行って来た

ローストビーフ油そば1ポンド盛りがヤバイ!肉好き女子も興奮

2017年06月26日 17時30分更新

 肉好きにじわじわ来ている「ローストビーフ油そば」をご存知でしょうか? ここ数年人気の“油そば”にローストビーフをたっぷり盛ったもの。「ローストビーフ油そば ビースト」では、約1ポンドのローストビーフを盛ったキングサイズもあります。1ポンドとはすごい!

■「ローストビーフ油そば ビースト」

「ローストビーフ油そば ビースト 東池袋店」に行ってきました。サンシャイン通りをわきに入ったあたり。周囲にもラーメン店、定食店が多く激戦区です。

 ローストビーフ油そば ビーストは、現在新宿、新橋、五反田など計8店舗を展開しています。運営元は「大阪王将」や「太陽のトマト麺」など実力派の店舗を手掛けるイーアンド。期待できそうではありますが、油そばにローストビーフを乗せるってやや強引すぎないでしょうかね? 味がケンカしないものなのかな。

肉と麺のランデブー! よい言葉(ハート)

 そんなことも気になりローストビーフ油そば ビーストの東池袋店に行ってまいりました。今年5月にできたばかりの東池袋店は、サンシャインにほど近いラーメン店、定食店などの激戦区にありました。アツイです。

メニューはローストビーフ油そばがメイン。ラーメンはありません。

 看板メニューの「ローストビーフ油そば」は900円から。油そばにローストビーフを80g乗せた「シングル」が900円、140gの「ダブル」が1300円、200gの「クイーン」が1700円、450gの「キング」が2400円。

 450g!!

 大は小を兼ねるという良い日本語があります。ここで私が頼むべきはキング一択。よろしくお願いいたします。

■ローストビーフ約1ポンド盛り「キング」

おまたせしましたっ!

 450gって約1ポンドなのですよね。頼んでからちょっとボリューム的に大丈夫か不安になりました。が、お店の人にきいたところ、男性だとキングをペロリと食べる人は少なくないということ。ローストビーフって脂を落としてあるからヘルシーですもんね。

これがキング! おおっ。

 登場したキングは、山でした。文字通り山。

「ローストビーフ 油そば(キング)」2400円。上から見るとこんな感じ。

横からだとこんな感じなのです。山だー!!

■「ふつう」の概念がゆらぐほど大盛り

キングだけだと大きさがわからなかったのでシングルと並べてみました。左がキング、右がシングル。

 幾重にも重なったローストビーフが盛り盛り盛りっと山になっていました。「すげーー」とは思ったものの、鉢の上にバランスよく乗っていたため、一般的な量に対してどれくらいなのかわからず、シングルと並べてみました。

キング(ローストビーフ450g)

シングル(ローストビーフ80g)

 横から見るとその差はれきぜん! 最初にキングを見たため感覚がマヒしてしまったのですが、ここまで山(峠?)のようになっているキングはやはり異常!

 あらためて「すげーーーー!」。というかキングは麺の存在がよく見えないくらいなんです。バランスが極端なので食べる人の技量が試されます。そこも含めて欲望がかりたてられますね。食べる!

■いただきます!

ピンクでキレイな色でした。

 巨大な山に挑んでみました。動画もあるのでどうぞご覧ください!

 まずは、ローストビーフの味わいを楽しみます。ローストビーフにはオニオンソースがかかっていました。ピンクなキレイな色で、口にするとしっとり柔らかでした。

 ああ、おいしい~!

 私が好きなタイプのローストビーフです。優しい食感、脂は適度に落としてあるので、ジューシーなのにさっぱり食べられます。使用しているのは牛肉の赤身の部分、真空低温調理の“シルクロースト製法”を採用しているため、絶妙なしっとり食感なのです。

麺はソースとしっかり絡む太麺。

 油そばと合うか食べる前は疑問に思っていましたが、油そばの特製醤油ソースが油そばにしてはさっぱり。麺にもローストビーフにも合うため、よい具合に三位一体になります。酸味ある白いソースもよいアクセント。

 ここまでするかというほどの肉盛りですが想像していた以上にするするイケちゃう。ローストビーフ油そばは魔性です。

■味変させることで飽きない

変化をつけて食べていくのが流儀。

 油そばを食べたことがある人ならおわかりでしょうが、油そばは調味料を加えたりして味の変化を楽しむことができるのも魅力。ビーストにも調味料がたくさん用意されていました。調味料を好みで加えることができます。

酢、ラー油。

セビーチェパウダーにジャンクパウダー。ジャンクパウダーはカレー味でした。

すりおろし玉ねぎに、わさびビネガー。

■セビーチェパウダー、パクチー風味で美味

パクチー風味もプラス!

 セビーチェという言葉を知らなかったので「?」と思いながら使ったのですが、ローストビーフ油そばにとても合いました。セビーチェとは魚介類のマリネのことで、シトラス系の爽やかなスパイスです。こちらのパウダーにはパクチーも加わり、さらに華やか。シトラス系の華やかな風味に仕上がっています。油そばがさっぱりした味わいになります。

 他にも有料トッピングでアボカド、パクチー、白ネギ、温玉などがあります。各100円。味を変化させていくことで超大盛りのローストビーフも飽きずに最後まで楽しめそうです。

見た目がどんどんグチャグチャになるけど、これがおいしい。

■追い飯がミソ

ひとくちサイズの追い飯。

 ローストビーフ油蕎麦には無料の“追い飯”をつけることができます。ソースを吸ったご飯がまたおいしい!

 やはりご飯を食べると満足できますね。ローストビーフをご飯にしっかり合わせたいという人には「トルネードローストビーフ丼」(1200円)がオススメ。

■想像以上にさっぱり食べられました!

意外に女性人気が高いそうです。※女性でキング頼む人はさすがに多くはないそうですけど。

 ごちそうさまでした。ローストビーフ×ローストビーフ×ローストビーフ×麺、といった感じでした。麺を食べにきたというかローストビーフを食べている。でも、ローストビーフって何度も言うように脂を落としていてヘルシーなので、意外にさっぱりと食べられました。食べられるか心配の量でしたが、味変しながらならイケますね!

■ピリ辛の「辛味噌ビースト」

「辛味噌ビースト」980円~。

 ローストビーフ油そばの種類には、赤味噌仕立てでピリ辛系の「辛味噌ビースト」(980円~)、濃厚わさびクリームソースにチーズクリームトッピングが意外な味わいの「クリームビースト」(1100円~)があります。いずれも、ダブル、クイーン、キングとローストビーフを増量できます。

動画担当のフジ君は「辛すぎないのがいい」

■パスタ感覚で食べられる「クリームビースト」

「クリームビースト」1100円~。

 クリームビーストはまるでカルボナーラのような感覚でした。わさびクリームソースが後味をさっぱりさせてくれるので、クリーミーな味わいなのに軽めにいただけます。女性に人気なのはわかるなあ。

玉子がトロ~。カルボナーラ感覚でした。

■東池袋店はランチもやっていました

ランチの詳細は各店舗の店頭でご確認ください。

 ローストビーフ油そば ビーストは、意外にあっさり食べられると女性客も多いそうです。ランチもねらいめですね。キングはほんとに満足! 唐突にひとり肉パーティーしたくなった時にぴったりですよ。肉と麺のランデブー。

こちらは東池袋店の店内。カウンターなのでひとりでも入りやすいです。


(訪問したお店)
ローストビーフ油そば ビースト 東池袋店
住所:東京都豊島区東池袋1-23-5
営業時間:11時~翌1時

■関連サイト


ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!

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