グーグルは、開発者向け会議「Google I/O」の開催に合わせ、次期Androidとなる「Android O Developer Preview 2」を公開した。Preview 1はアルファ版の扱いだったので、初のベータ版となる。すでにNexus 5X/6P/Player、Pixel/Pixel XL/Pixel C向けのイメージも提供されている。
Android Oの新機能としては「Notification Channels」「Picture in Picture」「Autofill Framework」「Adaptive Icons」などがある。
Notification Channelsは従来アプリ単位で表示されていた通知を、アプリ内でジャンル(チャンネル)別にできるというもの。通知のオン/オフも同様にチャンネル単位で可能になる。また、通知自体もアプリアイコンの長押しで小窓で表示できるようになる。
Picture in Pictureはマルチウィンドウの一種で、動画などを小さなウィンドウで重ね合わせて再生する。Autofill Frameworkは対応アプリにおいて、フォームの入力を自動化するというもの。Adaptive Iconsは1つのアプリアイコンが状況に合わせて表示を変えられるという機能だ。
またハードウェアサポートではマルチディスプレーやBluetoothでLDACコーデックへの対応などが含まれている。
Android Oの“O”から始まるコードネームは今回も発表されなかったが、例年どおりであればPreview 3が公開される夏頃のはず。ウワサに上がっている「Oreo」なのか、それとも「Ohagi」なのかはまだわからないが、開発は順調に進んでいると言えそうだ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります